■琉球

大学時代の先輩に瀬戸口(旧姓西銘)、後輩に桑江、我部(旧姓幸地)といった沖縄県人がいた。
ある年、台北空港の入国カウンターで偶然その我部に声をかけられびっくりしたことがあった。彼女は家族で那覇から台湾旅行に来たところだった。
卒業後20余年も経っており、年賀状の交換はあっても一度も会っていないので、世間は狭いというか、世界は狭いとつくづく感じたものだ。

さて、沖縄の古称は「琉球」。
琉球大学・琉球放送・琉球新報・琉球畳など、今でも「琉球」は多用されているが、一般的且つ公的には「沖縄」。ちょうど鹿児島を薩摩、長野を信濃という旧国名で呼ぶのと同じ。

ところが、台湾では沖縄のことを今でも「琉球」と言っている。
空港の出発・到着時刻表には「台北=沖縄」ではなく、ちゃんと「台北=琉球」と表示されていて、旅行社のツアー・パンフレットにも「琉球ツアー」とある。
更に、中華民国外交部(台湾の外務省)のサイトでも「琉球」となっている。

かつて沖縄は、琉球王国として明朝・清朝時代に進貢使節を送り、冊封関係にあった。
中華の正統を継承する中華民国とすれば、日本の版図に入る以前からの呼称にこだわりを持っているのだろうか? 日本人からすれば多少違和感があるが・・・

かつて台湾が日本領土であった頃、沖縄の人たちは本土の都会に行くよりも、台北に行くほうがよほど近くて便利だった。
当時、相当数の沖縄県人が台湾に移住したり往来していたという記録を読んだことがある。

恥ずかしながら、私はまだ沖縄に行ったことがない。人生が終わるまでに一度は訪れてみたいところだが。

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実は台湾にも「琉球」という地名がある。屏東の沖合いに浮かぶ島・琉球郷。
沖縄の琉球と区別するために「小琉球」と呼ばれている。
私は沖縄よりも先に、この琉球に立ち寄った。
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by officemei | 2009-06-20 13:41 | ■台灣