■上海・汾陽路

息子がまだ小さかった頃、風呂に浸かってからあがるまでに日本語と英語と中国語で10まで数えさせたことを思い出す。

その後、高校では選択科目で中国語の授業をとったので、ピンインは頭に入っていたが声調はでたらめだった。いずれにしても卒業後は思いきって上海に留学してはどうかと勧めた。
そこで高三の夏休みに一ヶ月弱の期間、上海国際文化学院という語学学校に行かせてみた。
宿舎は学校から徒歩圏内の汾陽路にあった。斜向かいに上海音楽学院のキャンパスがあって、休みの時間にそこのコートで中国人学生に混じってバスケに汗を流したりしていた。
e0094583_21504661.jpg

彼は高校卒業後、青島大学で3ヶ月ほどの中国語研修を終え、上海外国語大学に入学した。今は虹口区の大学近くに部屋を借りているが、来年夏には卒業予定。
その息子が人生初の一人暮らしを始めた場所が上海・汾陽路。
ここがどのような通りでどのような歴史に彩られたところなのか、そういった細かなことにまで興味をもってほしいものだが・・・

さて、
にぎやかな淮海中路をちょっと入っただけなのに、汾陽路は静寂に包まれているように感じる。
プラタナスの並木道の左右に旧フランス租界の洋館が点在し、夕暮れ時に散策すれば、どこからともなくバイオリンやピアノを奏でる音が聞こえてくる。
この通りには上海音楽学院があり、そこここに楽器店やCDショップが軒を連ねていて、音大前の楽器店街といった感もある。
通りの長さは一キロに満たないが、数々の古い洋館がその存在感を誇示するように建っている。
e0094583_21515764.jpg

そのなかで私が特に気に入っている建物が“白公館”(旧白崇禧邸)。かつて国民党の白崇禧将軍がここを居館にしていたので“白公館”と呼ばれた。1920年に建築された実に華麗な建物で、今ではドイツビールとウインナーの店“PAULANER BRAUHAUS”と日本式高級焼肉レストラン“仙炙軒”がこの建物で営業している。
e0094583_2153143.jpg

上海有一幢"白公館",它坐落在上海西區頗具詩意的的汾陽路上。
汾陽路樹高枝繁,環境幽雅,路邊的小洋樓也大都歷史悠久。
當你不經意地踩晌這兒的落葉時,耳邊還會響起一股流水般的鋼琴或小提琴聲,而在濃郁的悟桐樹後的一座座幽靜的花園裡,一幢幢風格迥異、各呈奇姿的小洋樓正若隱若現・・・
白公館就是其中之一。 
所謂"白公館",是指上海汾陽路150號那幢氣勢非凡的灰白色洋樓,因為白崇禧、白先勇父子居住過而名噪上海。
其實,白氏父子在這兒居住的時間並不長,而在他們入住之前的數十年間,這幢洋樓早就發生過許多傳奇故事了。也許是因為白氏父子名聲太大,所以人們習慣上就把這棟洋房稱為"白公館"。 
現在,這幢花園豪宅成了寶萊納的"仙炙軒"極品燒肉餐廳。餐廳保留了樓內原有的建築特色及裝潢,又重新作了規劃整建。"仙炙軒"奉行"品質至上"的服務特色,每天迎來大批海內外的美食家。昔日的將軍故居,今日依舊名流彙集。

[PR]
by officemei | 2009-09-14 21:55 | ■上海