■中国のキャビン・アテンダント

スッチー、今ではキャビンアテンダントと呼ばれるが、中国ではまだまだ花形の職業だ。最高の客室乗務員を選ぶコンテスト「ミス・エアライン」とか、「新人スチュワーデスコンテスト」といったものまであるくらいだ。






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私は仕事柄、国際線や中国国内線を頻繁に利用しているので、そのつどCAにお目にかかる機会が多い。
中国国内線航空会社一覧;

彼女たちは難関を乗り越えてきた、ある意味ではエリートといっても良いが、実際の業務は華やかでも艶やかでもなく、相当精神的にも肉体的にも負荷のかかるきつい仕事をこなしている。

それゆえに彼女たちの献身的な顧客サービスにはいつも敬服しているが、たまにお粗末なCAに出くわすこともある。しかし、こんなことはごくごく稀なことではあるが・・・
例えば、広東省から浙江省に向かう機内。キャビンアテンダント(スッチィー・空姐)が携帯電話してる、乗客に使用を禁止させて自らは使っていいのだろうか?
中国南方航空さん! これって、どういうこと??? あきれてものが言えない・・・
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更にはこんなこともある。
中国では去年(2008年)と今年(2009年7月)、実在のキャビン・アテンダントが私生活を撮った動画が二度も流出し、ネット上では話題沸騰、これを「上海空姐門事件」という。
去年は上海に本社を置く東方航空のCA。
制服姿で絹のストッキングを着けた太ももを露わにして話題をかっさらった。
今年は上海にある航空服務学校(専門学校)で学ぶCAの卵が惹き起こした。
いづれも我々日本人の感覚からみれば、多少エッチっぽい他愛もないもの。
問題はネットに掲載され多くの人の目に触れ、色眼鏡で見られたこと。
中国の法律では公序良俗に反する卑猥な行為(今回のようなケースも該当するかも)として罰せられるし、この情報を掲載したサイトの多くが当局によって削除されてしまったが、一時にはグーグルの検索ヒット数が277万件にいたったそうだ。
かつては日本でもスチュワーデスといえば憧れの存在だったが、中国では今もそんな対象だし、制服フェチの男性諸君には垂涎の的なのだろうから一大騒動となってしまったのも頷ける。
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“上海空姐门”関連中国語記事;
2008年,上海东航空姐艳照门是上海东航空姐展示制服丝袜大腿。
2009年7月,网络出现所谓“上海空姐门”事件,据称发生在上海市航空服务学校,最早发在上海本土论坛KDS宽带山社区上,时长约30分钟,被网友和之前的“摸奶门”“黄瓜门”“脱裤门”“摸鸟门”等视频相提并论,由于视频内容过于裸露,目前网上相关视频已被删除。
“上海空姐门”出现不到一天就吸引了海量的搜索请求,一些不法网站也开始借机牟利。

ま、とにかくおじさんは応援しているぞ!
ほんとにごくろうさん!

最後にまったくの余談ながら、
上記中国語記事に「“摸奶门”“黄瓜门”“脱裤门”“摸鸟门”などの動画映像と同類に扱われ」とあるが、それらの意味するところはどんな内容か、字面でおよその見当はつくものの念のために調べてみた。
「摸奶」とは直訳すれば胸を触る・もむという意味で、浙江省慈溪のとある職業高等学校で起こった事件。
ネットで、女子学生が教室の机に寝かされ、多くの男子学生が順番に彼女のあらわになった胸を揉んでいる光景が流された。
彼女は抵抗するでもなく時折笑っており、ネットで事の次第が判明し警察が介入、学校や当局も情操教育の欠如を痛感し・・・といった内容。
「脱裤」とは直訳すれば下着を脱ぐという意味で、 北京の順義第5中学(普通高校)で発生した事件。
数名の男子学生が教室内で女子学生の下着を脱がせた動画がネットに流れた。その後、警察と教委が介入。
「摸鸟」とは直訳すれば男子の大切なところをもむという意味で、湖南省にある保母養成学校の卒業パーティーでの出来事。
卒業生中唯一の男子学生が同窓の女子学生に囲まれ、下着を脱がされ大事な部分をいたぶられた。学校当局は事の異常さに仰天し厳罰に処した。
「黄瓜」とはきゅうりのことで、寧波のとある職業高等学校に在籍する女子学生が、学生食堂で大振りのきゅうりを購入し部屋に持ち帰ったが、(敢えて中略)急遽上海の病院に搬送された。

中国においては倫理や性教育といった分野の普及が未成熟な状況にあることをこのような事件からも推量できる。
“上海空姐门”もこれらの事件と同類に扱われているところがちょっと解せないが、とにかく卑猥ということばに集約されて批判と好奇心の的になっていることは確かだ。
一方の世相として、まちのいたるところに売買春が蔓延り、一人っ子政策と性の自由化もあって中絶が驚異的数字に達し、中産階級以上では浮気が日常茶飯となり、富裕層では妾を囲う風潮が当たり前になっている。
これっていったいどういうこと?
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