■ お坊ちゃま学校と出稼ぎ者子女の学校~民工子女

中国国家統計局の5月27日(2013)付け発表によれば、いわゆる「民工」、出稼ぎ労働者の数は2億6261万人、66.4%が男性、平均年齢は37.3歳、平均月収は2290元(約3万7千円)ということでした。
民工(míngōng)は貧困地域の内陸部から都市へ出稼ぎにきた人々のことを指します。
出稼ぎ先では社会福祉の恩恵を受けることもできず、劣悪な労働条件でも地元にいるよりは収入が多いので、上記のような相当数の人たちが都市部で働いています。
又、仕事にあぶれ地元に帰ることもできない人たちのことを盲流(mángliú)と言います。
中には家族を連れてやってきた人たちもいます。
中国には日本の戸籍謄本と住民票を併せたような「戸口本」というものがあり、この「戸口本」は中国独特の戸籍制度によって、農村戸籍と都市戸籍に分かれています。
日本のように住民票の転出や本籍の変更は中国においては基本的には許されません。
従って、農村戸籍の出稼ぎ者が都市部に居住しても、その子供たちは公的な教育を受けることもできないのです。では子供たちはどうするのでしょうか。
彼らは、出稼ぎ者子女のための民営学校というところで勉強しています。でもこうした学校は日本の私立学校とは違います。つまりは日本だと文科省や教育委員会傘下の学校ではないのです。
以下は、エリート小学校と出稼ぎ者子女の民営学校のそれぞれの下校風景を紹介している動画です。
格差社会の一端を見ることができます。

今天在全国著名的贵族学校中关村一小外拍摄的放学情景。
接送孩子不是奥迪,就是宝马高档车,这与外地打工子女民办学校上学的孩子相比较,同在一个地球下,在北京就这么大的区别,同样都是孩子,外地打工子女绝对输在起跑线上。
事实证明中国自称的“和谐”、平等社会只能欺骗外国人。真正的中国底层老百姓根本不相信这种自吹自擂。有视频为证。每个学生都由专职太太,保姆小车接送。其中不乏宝马、奥迪之类的高级轿车。反之,北京某村一所打工子女的学生民办学校的孩子上学情景。一所废弃的旧仓库改为的学校,破烂的教室。其教学质量可想而知。无论在硬件、软件上,这两个村的学校相差60年的距离。所谓的义务教育,社会公平、正义,在这里全是扯蛋。社会贫富悬殊由此可见一斑。


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