■大型連休は結婚シーズン

e0094583_18542548.gif中国で、5月1日の「労働節(メーデー)」に伴う大型連休は結婚式が集中するシーズンでもある。今年も各地から結婚式に伴う話題が寄せられている。中国新聞社などが伝えた。

5月上旬は気候もよく、しかも連休ということで、結婚するカップルにとっても披露宴に招待される人にとっても都合がよい。そのため、10月1日の国慶節(建国記念日)に伴う大型連休と並んで、結婚式が集中する。
上海市の場合、5月1日に始まった1週間の連休中に挙式するカップルは前年よりも3割程度増加して3万組に達すると予想されている。このため、披露宴の出席者も少なく見積もってのべ300万人に達すると考えられる。披露宴出席者が用意する「ご祝儀」は500元-1000元が相場なので、ご祝儀の総額だけで15億元-30億元の現金が動く計算だ。
披露宴の価格も上昇する傾向がある。上海市を中心に観光業、ホテル業、不動産業などに携わる巨大グループ錦江集団の傘下ホテルである新錦江大酒店では、結婚披露宴の定価を昨年より1割程度引き上げた。また、上海波特曼麗嘉大酒店(上海ポートマン・リッツカールトンホテル)の関係者は、上海市内の高級ホテルで結婚披露宴を催す場合、10万元程度が必要だとしている。
さらにこの時期、中国各地では集団結婚式が挙行される。地方政府やその関連機関、さらに共産党支部などが主催する公益的な性格が比較的強いものもあり、イベント会社が主催する豪華なものもある。
5月1日に河南省・許昌市で開催された集団結婚式では、参加した108のカップルが街をパレードして注目を集めたが、この集団結婚式は、ある企業が従業員を対象に開催したものだ。主催者側は、「結婚する人の経済的な負担を軽くする目的がある」と説明している。
なお中国都市部では、花嫁衣裳の主流は既に西洋風のウエディングドレスになっている(写真)。もともと中国の結婚式といえば、喪服などで使われる「白」は避け、衣装や調度品などすべてに縁起のよい色とされる「赤」を多用するのが常識だったが、人々の意識も大きく変化しているようだ。(サーチナ)
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