■人民元

e0094583_18365168.gif2006年5月16日
中国人民銀行が上海外国為替市場での取引基準値を1ドル=7元台に設定したことを受け、人民元は15日、一時1ドル=7・9972元まで買い進まれた。人民銀は元相場の上昇を緩やかなペースに抑制するため、今後も市場介入を継続するとみられるが、1ドル=8元台から7元台へと局面が変わった意味は小さくない。世界的なドル安が加速する中で、巨額の貿易黒字や、国際的な投機資金流入という継続的な「元高圧力」を通貨当局が人為的に抑え続ける弊害も目立ち始めている。

人民元の1ドル=7元台突入で、昨年7月に人民銀が対ドルレートを2・1%切り上げる前の水準からは3・4%程度上昇した計算。市場では「米財務省が先週の為替報告で中国を『為替操作国』と認定することを見送り、かえって外圧を嫌う中国当局が7元台突入を容認する環境が整った」(大手銀幹部)という声も出ている。

人民銀は昨年7月に為替制度改革を実施し、元レートをドル相場に固定する事実上のドル・ペッグ制から、ドルとユーロ、円、韓国ウォンなど複数の通貨の値動きを参考に日々の基準値を決める新制度に移行した。しかし、基準値の決定過程は依然不透明で、市場参加者の間には「通貨当局や政府指導層の意向が反映される『ブラックボックス』」(大手銀幹部)と指摘されている。4月の米中首脳会談を前に相場が一時1ドル=7元台目前まで急上昇したのも、元相場の柔軟性を印象付ける首脳部の意向が働いたとみられる。

通貨当局が容認する元レートの上昇幅は「米中の金利差とほぼ同じ年3~4%程度にとどまる」(国際金融筋)という見方が大勢だが、香港などからの投機資金流入は今後も強まる見通しだ。通貨当局の介入で市場に出回る人民元の投機資金は、従来の上海市から北京市や広東省などの不動産市場に流入、価格が高騰して社会問題になりつつある。一層の元高を求める米国などからの風圧や、こうした国内問題をどうはかりにかけるのか、中国政府首脳部の判断が注目される。



上海外国為替市場の人民元相場は15日、前週末の終値より0・0035元高い1ドル=8・0030元で取引を終えた。
毎日新聞 2006年5月16日

因みに、1万円を換えると700元。逆の場合は840元出して1万円に換える。
(2006年5月中旬時点では)




《大公報》今日發表社評說,昨日人民幣兌美元匯率中間價曾突破八對一的心理關口,雖然收市時回軟而重回八以上,但總算是反映人民幣的升值,已達到一個新的里程碑。今後若美元弱勢持續,則破八算的匯率將可鞏固下來,不少分析員更估計年內人民幣會升達與港幣一對一的持平位置。

社評說,人民幣在去年七月結束了長達十年的盯住美元匯率政策,並宣布按一籃子貨幣浮動以來,幣值由最初的一次過及其後的「爬行」上升中,已累計升值百分之三。月前中國宣布不再突如其來的調整幣值,「爬行」升值更成了匯率變動的唯一途徑。因此破八算其實早已在預期之中,故本身應不會對經濟及市場帶來巨大和深度影響。反而是人民幣不斷看升的趨勢,其近期及長遠效果更值得注意。

首先,從國際關係上看,這仍難於滿足美國方面的大幅升值要求,故美國財政部的半年報告中,雖未指明中國操縱匯率,但財長聲言對人民幣增加靈活性的進度緩慢甚不滿意,預計不同形式的施壓將陸續有來。另一方面,破八算或會強化投資者及投機者對人民幣的升值預期,並加快通過各種渠道來謀取升值利潤。何況有跡象顯示,人民幣爬升的速度近月似有所加快,更將刺激人們的升值憧憬。這又將會給經濟及市場帶來影響。在內地,投機者已不可能只把錢引入而坐等收成,原因是內地存息偏低而幣值爬升過慢,但卻有不少人希望通過直接及證券投資來進行升值套利。這也可能是引致內地房地產在部分地區升價驚人,及股市近月飆升的主要原因之一。

社評認為,對香港來說,人民幣升值理論上有助增強本港產品及服務相對內地的競爭力,但由於升幅太小實際意義不大。反而香港在內地的企業,特別是加工出口行業所面對的問題將會加大。由於一年來已受到缺工缺電缺水等不利因素導致成本大升,且在激烈競爭下加價空間很小,利潤本已微薄,故即使是幾個百分點的升值,亦如百上加斤,所帶來的壓力不容忽視。自然,這將加快港資企業的轉型或淘汰步伐。

從長遠看,當人民幣升值趨勢確認後,跨境資金流動自必受到影響。來香港投資(尤其是國有股等)以待人民幣升值的意念頗具吸引,故將引致大量資金聚集,而潮來潮去必會擴大市場波動。例如最近大量游資湧至等待內地企業上市,已令港息不能追隨美國加息而造成短期扭曲。只怕將來資金轉勢大舉流出時,又會造成追加利息的震盪。另一方面,港元隨美元貶值將對內地人士來港投資、集資等有阻礙作用。現時人民幣升幅尚小令問題不大,但當累積幅度較大時影響將更凸顯。這也令人要更認真思考:港元應繼續與美元掛鈎,還是應轉與人民幣掛鈎。

社評表示,但目前比人民幣破八算更值得關注者是美元及其他市場的走勢。美元明顯轉弱,長息及石油、黃金價格高企,全球股市波動及美國樓市見頂等,均顯示美國及世界市場可能正醞釀重要的轉勢,因而進入了突變敏感時期。是故各類市場的大幅波動、突發轉向等調整難免,風險大增,對由此帶來的動盪必須密切注意並嚴加防範。亞洲華爾街日報昨日的評論,更擔心美國政客默許美元轉弱,並認為這是危險玩意,稍有不慎或將引發危機。這個警號尤須重視:布什政府正內外交困,再加上「新手」的聯儲局主席,已令美國及國際經濟的不明朗因素急增。中國內地由於控制未全放開,問題或許不大,但貨幣與美元掛鈎的香港,問題卻將嚴重得多,何況香港的外源推動型經濟,對美元及外界因素突變尤為敏感。在風雲忽變下,港人投資務須審慎。
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