■国民党本部

e0094583_20224978.gif2006年5月29日
昨日のニュースが気になって、国民党中央委員会に伺候した。
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と言っても、私は別に党員でもないし、日本人だけど。
警衛の者に来意を告げ、中に通された。
1Fホールには民国初期の孫文や著名な国民党員の自筆書簡が展示されており、中には「毛沢東」と「汪兆銘」の書簡もあった。
国民党本部ビルは相当古く、恐ろしく高い天井とひんやりした室温には威厳というよりも、冷たさを感じる。
あと数日、6月に移転とのことなので、まだ若い馬英九総統のイメージと合った、明るい本部ビルに生まれ変わることを期待してやまない。

2006年5月28日 読売新聞
台湾の最大野党・国民党は、台湾の大手企業「長栄グループ」(張栄発総裁)傘下の財団に台北中心部の本部ビルを売却、6月上旬にも明け渡す。

また、78年の歴史を持つ党機関紙「中央日報」社への資金提供中止を決定し、新聞の発行から撤退する。かつて、「世界一の金持ち政党」と言われた同党は2000年の野党転落後に財政難に陥り、職員リストラなど大幅な合理化を余儀なくされている。

中国大陸から台湾に渡った国民党政権は、戦後に接収した、総統府に向き合う一等地に本部を設置。新築され、1998年から使っている地上12階、地下4階の現在の本部ビルは、半世紀にわたり台湾を統治した同党の威厳を象徴している。

長栄グループの財団が、約23億台湾ドル(約80億円)で買収、海事博物館や音楽ホールなどに生まれ変わる予定だ。党本部は市内のオフィスビルに引っ越す。

一方、「中央日報」社は25日付紙面で、党の資金提供中止を受け、新たな資金提供者が出なければ、6月1日から停刊すると発表した。28年に上海で創刊された「世界で最も歴史ある中国語新聞」(同紙)で、国民党独裁時代には台湾最大の新聞だったが、民主化以降、相次ぐ商業紙の創刊で販売不振となり、経営が行き詰まった。

馬英九党主席は「党を取り巻く状況は昔と違い、損失を穴埋めできなくなった。つらいけれども、切り捨てざるを得ない」と述べた。
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by officemei | 2006-05-28 21:39 | ■台灣