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■三温暖

私は、天津街にある「金年華三温暖」の常連客。
といっても年に4回くらいだから、向こうは覚えてもいない。
それでも10年余り前から通っている。
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サウナ、台湾では三温暖、中国では桑拿。
どちらも音訳だが、漢字の当て字としては三温暖に軍配を挙げたい。
金年華三温暖は、先ず入口から地下へ降りると受付ホールがある。
そこでロッカーの鍵をもらい、中に入り靴を脱ぐ。
次にロッカールームで脱衣をし素っ裸で大浴場に。
そこでタオル置き場からタオルと髭剃り、歯ブラシを取る。
洗い場は坐れるところと、立ってシャワーを浴びるところがあって、
坐る台は大きく豪華な石。
冷水風呂が二箇所、暑い風呂が一箇所、それと薬草湯が一箇所。
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更に高温サウナと、特に私が気に入っている薬草蒸気サウナ。
更に、垢すり室(台湾では擦背、中国では挫背)がある。
私は、先ず薬草サウナに直行し、そのあと薬草湯に浸かる。


他店と比較してみると、「金年華三温暖」の最大のポイントは、「薬草蒸気室」(薬草ハーブスチーム浴)にあると思う。
3畳大のサウナ室に入ると最初は薬草の濃厚な匂いにむせる。
それほど香りがきつい。
スチームサウナなので熱さに耐えかねるということはないが、薬草の匂いは相当強烈だ。
しかし、人間の嗅覚とはいい加減な物で暫くすれば慣れてしまい、徐々にその匂いが心地良くなる。
蒸気と共に吸い込むと呼吸器官と皮膚に良い効果があるそうで、私は利用するたびに半時間ほどは入っている。

更には日本製の高山薬草を使用した薬草湯があり、私はこの匂いが特に好きで台北滞在中は必ず一度は訪れることにしている。

この薬草蒸気室と薬草湯を3クール繰り返し、その後熱い風呂に入る。その後熱い風呂に入る。
その後に頭から足の先まで洗って、最後にもう一度薬草湯に浸かる。
それから体を拭いて、日本風の寝巻きに着替え、レストルームで汗が引くのを待つ。
足裏マッサージのほかにも、妖しげなマッサージはどこのサウナにもあって、ここも例外ではないが、今回仮眠室をちょっと覗いてみて驚いた。
広いリクライニングシートを数十席も有する暗室で、今までまったく気づかなかったが、日本のAVをサイレントで放映していた。それも無修正で。
え~?
しかも暗くて確認できなかったが、まばらな客は皆寝息をたてている。
仮眠室だから当然なのだが、それにしてもなんで無修正のAVをこんなとこで流すの?
なんとも凄いカルチャーショックだ。
もちろんこれは非合法。

ということで、ゆったり風呂に入り、Hビデオも見て、しめて600元。
垢すり、足つぼマッサージ、その他はオプションです。

所在地;台北市天津街56号地下 TEL;02-2531-3141
by officemei | 2006-05-30 00:04 | ■台灣