■福清の豪邸

06/10/22~24 福清にて
福建省福清市に3泊した。
神戸華僑総会名誉会長・林同春氏の故郷。
先般神戸でお会いした折に、「今度福清へ行きます」とお話ししたら、温和な顔が更に優しさを増した。

福清は「華僑の故郷」というほど多くの福清出身者が海外に根を張っている。
今回は福清の中心地・融城鎮の他に、陽下鎮・宏路鎮・東張鎮・海口鎮・城頭鎮・龍田鎮・港頭鎮・三山鎮・高山鎮・東瀚鎮・沙埔鎮のそれぞれのまち(村)を訪れた。
早朝から深夜までぶっ通しで20軒の家庭を訪問するハードスケジュール。
さすがにホテルへ帰った時には疲労困憊で風呂にも入らずベッドに倒れてしまった。


「紅眼病」(近所の家の裕福な様子を見ると眼が赤くなる)という言葉がある。
隣りが新築すれば我が家も負けてはならじ。
e0094583_11164280.jpg

この辺りの村々(鎮)には相当裕福な家が群集しており、いずれも4層・5層の豪邸?を構えている。どこもここも数百平米、なかには千平米を超える延べ床面積もあって、住居というより「館」といったほうが適切かもしれない。
友人に「すごいねえ。私の家なんかここの犬小屋みたいなもんだ」と言うと、見栄で建ててるから外見は立派だけど中はまだ内装もできてないところも多いよ」とのこと。
e0094583_1117503.jpg


成る程、屋内に入ると、1階はがらんとした空間を手付かずで置いているのが多かった。
或いはだだっぴろい客間として使っているところもあったが、家具やインテリアには殆ど費用を費やしていない。
ごく簡便なRCと自前のレンガや木材で建築し、どこも変わらぬ設計プラン(単純な間取り)によって「豪邸」が建築されていく。
e0094583_11182748.jpg

驚いたのは居間や食堂、寝室が上層階にあるのだが、緩勾配とか段差の解消とか手摺設置等はまったく考慮されていないので、これでは年寄りにはきついなあと感じた。それに構造体そのものと間取りの取り方のどれをとっても気密性に欠け、断熱素材らしきものも無いので屋内にいると寒さを感じた。南の福建では暖房設備など必要ないのだが室温はけっこう冷えている。
スライド;
つづく・・・・
[PR]
by officemei | 2006-10-29 11:19 | ■福建