■黄鶴樓

黄鶴楼  崔顥
昔人已乗黄鶴去   昔人已に黄鶴に乗りて去り
此地空余黄鶴楼   此の地空しく余す黄鶴楼
黄鶴一去不復返   黄鶴一たび去って復た返らず

白雲千載空悠悠   白雲千載空しく悠々
晴川歴歴漢陽樹   晴川歴歴たり漢陽の樹
日暮郷関何処是   日暮郷関何れの処か是れなる
煙波江上使人愁   煙波江上人をして愁えしむ

e0094583_9294622.jpg“晴川歴歴たり漢陽の樹”の漢陽晴川地区にあるホテルに宿泊。
窓外に長江がくっきりと見えるが、この詩が頭によぎらないかぎり、別にどうというほどもない単純なロケーション。





黄鶴樓送孟浩然之廣陵  李白
故人西辭黄鶴樓   故人西のかた黄鶴樓を辭し
煙花三月下揚州   煙花三月揚州に下る
孤帆遠影碧空盡   孤帆の遠影碧空に盡き
惟見長江天際流   惟だ見る長江の天際に流るるを


e0094583_9305316.jpg“孤帆の遠影碧空に盡き、惟だ見る長江の天際に流るるを”
私も黄鶴樓に登り長江を一望してみた。
眼下の武昌は新旧のマンション、住宅棟が入り乱れ、長江対岸の漢口には微かに高層ビルが遠望できる。
“惟だ見る長江の天際に流るるを”のイメージは残念ながら眼を閉じて想念の中でしか味わえない。

さて、私も明日は黄鶴樓を辭し、煙花三月福州に下ろう・・・ハハ・・・


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by officemei | 2007-04-04 09:26 | ■湖北