■言葉によるCS

e0094583_22202587.gifCSとは顧客満足度のことをいう。

如何にして顧客満足度を高めるか、そんな研修を嘗て何度も受けたことがある。
そんな昔の情景がふとよぎる・・・

それと多少関連するが、台湾国語(北京語)は耳に心地よい。
特にサービス業に携わる人たちは、「謝謝」を多用する。
大陸からやってくると、とまどいとともに嬉しい気分になってしまうのは私だけだろうか。
これもCSといえる。とにかく耳障りがいい。


中国では「~してくださいませんか」と言えば、「可以」或いは「好」と返ってくる。
これも日本語に置き換えると、「かしこまりました」とも訳せるが、音感的に親切さを感じない。
「わかった」「OK」くらいのニュアンスに聞こえ、台湾のそれと比べると超愛想無いこと。

台湾国語では、同じように「~してくださいませんか」と言えば、「好、謝謝」と言葉の終わりに必ずと言っていいほど「謝謝」がついてくる。これだと、「はい、承知しました。ありがとうございます」

相手を敬う言い方・語彙、逆にへりくだった言い方なども豊富だ。
長幼の序、上下関係による言葉の使い方も厳然と残っている。

以前このことを上海で話題にしたら、それはあなたの偏見、と言われたことがある。

そうかもしれない。
文化の相違からくる感性の問題としか言いようがないが。

台湾国語は旧い中国語、変な中国語と切り捨てる人もいる。
なんのなんの、北京語の本来有する優雅さは台湾でこそ生き、且つ当地において加工し発展してきた、と言いたい。多少、発音は訛るが。

中国ではことばの持つ優雅さを、旧い言い方と一刀両断されてしまうが、実はそんな言葉にこそ人を思いやる心が含まれているものだ。

言葉というものは相手に自分の意思を伝達させる媒体に留まらず、気持ちまでも伝えるものであるべきだ。
となると、より心のこもった言い方はどうあるべきかを考えてみる必要はある。

台湾国語は耳に心地いい。

余談;台湾の老人達が話す日本語には頭が下がる。
かつての日本語はこんなに美しい言葉だったのだ、と逆に教えられる思いだ。
時の変遷とともに言葉は変わっていく。繊細な言葉はおおまかな言葉に圧倒される。
日本語も、中国語も・・・
[PR]
by officemei | 2008-12-18 18:55 | ■中国語