■葡萄山

19世紀末(清朝末期)、英仏連合軍が煙台に駐留していた頃。
兵士が偶然荒山一面に野葡萄が生えているのを見つける。
そこで彼らは手持ちの道具でワインを作った。


のちに、張裕(Changyu Pioneer Wine Co.LTD )の創始者張弼士がその山を買い取り、オーストリアから技師を招いて、オーストリア品種の葡萄を植え、ワイン生産に取り組む。しかし土壌が合わず、結局元々生えていた野葡萄を品種改良し、世界に冠たる張裕ブランドのワインを完成させた。

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この山が張裕葡萄酒の発祥の地となり、“葡萄山”と命名される。
当時、“葡萄山”一帯はまちの中心部から遠く、辺鄙なところだったが、1858年の天津条約締結後、煙台は通商港として外国商人や宣教師が大勢訪れるようになる。
山を背にして、前には海というロケーションの“葡萄山麓”は、彼らの別荘地として脚光を浴びる。写真はその名残。 
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昨日、煙台の王さんから”葡萄山散策記”を記したメールが届いた。
お元気そうで何よりだ。

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ボルドーの気候に似た煙台は中国きっての良質ワインの産地。
1912年に孫文が訪れ、張裕ワインの品質に驚き、「張裕ワインは私の故郷の醴泉の水より美味しい」と絶賛し「品重醴泉」という書を寄贈した。
張裕;


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by officemei | 2008-03-12 20:15 | ■山東