■フフホトにて

今、私はフフホトにいる。
5ヶ月ぶりのフフホト。
新空港がオープンし、旧と比べ数倍の規模になった。
航路も増便され、カウンターがずらりと並ぶ。
とにかく明るく広くなった。

あっという間にすべてが一新されたような感じで、5ヶ月前に来た空港と、この新ターミナルの差異は、どう表現すればいいだろうか。

“Back to the Future”のワン・シーンのように、20年以上の歳月を一瞬にしてタイムトリップした感がする。

フフホトのまちもここ数年の市街化計画により、都市整備と建設ラッシュが続き、旧市街から郊外へと拡張しているが、そこはほかのまちとさほど変わらぬ光景で、モンゴルらしさは感じられない。

旧市街には回民区(回教徒地区)があり、建物もそれとわかるような風情が残っている。
一方、まちのあらゆるところには漢字とともにモンゴル文字の表記があって、このまちが内蒙古自治区の首府であることを感じるが、実は漢族の数が圧倒的に多く、モンゴルの住民はマイナリティ、少数なのだ。

中国の少数民族に対する優遇策により人種差別こそ無いが、明らかに漢化している。
因みにこのまちの私の友人・知人は蒙族か回族のどちらかで、漢族はいない。

先日上海の新聞を読んでいて、ある小さな記事が眼に留まった。
チンギスハーン直系の子孫で、唯一最後の王族であった老人がつい最近亡くなった、という訃報。

今、私はタクシーに乗っている。
フフホトのチンギスハーン大通り。
モンゴルの英雄、大ハーン・チンギスの勇姿が聳え立つ・・・

[PR]
by officemei | 2007-09-15 02:23 | ■内蒙古