■聖火(ロンドン)
中央テレビ(CCTV)はロンドンでの聖火リレーを伝えるニュースで妨害行動の発生を始めて報じ、チベット独立分子によるものと主張し、中国は“被害者”だとアピール。
3月24日、ギリシャでの採火式典に「国境なき記者団」が乱入した際は、わざと信号を遅らせ妨害の瞬間をカットした映像を流した。
抗議行動の存在を隠蔽した前回から一転し、今回は妨害行動発生を公表し、不当性を訴える作戦に出ている。
北京五輪組織委員会は「チベット独立分子が妨害行為を企てた。下劣な行為を強く非難する。公然と五輪精神に挑む行為は平和を愛し、五輪精神を支持する人々を憤慨させ、失敗に終わる」と非難。
笑止千万!
オリンピック憲章の根本原則第8項には、“スポーツの実践はひとつの人権である”と掲げてある。
それはそうと、ロンドンでもパリでも、聖火リレーランナーをがっちりガードしているライトブルーのジャージ集団は、明らかに東洋人だ。
他国でおこなわれる聖火リレーに中国はガードマンをつけているのだろうか。
報道1;
報道2;