■愛国
対立する意見を一切認めない。
偏狭な愛国主義が又、排外主義に転化している。
強い違和感を覚えるのは私だけではないはずだ。
こんな状況は、「ひとつの世界、ひとつの夢」と謳った北京オリンピックのスローガンに反している。
いやいや、“中国においてはスローガンとは実行できないことを標榜すること”と以前、ある中国の友人が言っていたので二の句も出ないが。
聖火リレーをめぐる中国批判に対し、一部の若者(ばかもの)たちが激しい反発、デモなどをおこなっている。
著名な白岩松氏(中国中央テレビキャスター)が、先般カルフールへの不買運動をネット上で批判したところ、“漢奸(民族の裏切り者)”にされてしまった。
中国では、良識ある者が突然奈落の底に落とされることが多々ある。
良貨は悪貨に駆逐される・・・
嘗て、劉少奇をはじめ数多くの”まともな人々”が、狂った眼をした民衆に吊るし上げられた。
人間の尊厳をも躊躇なく踏み躙る蛮行。
あの頃、北京で感じたあの”おどろおどろしい雰囲気”を思い出した。
偏狭な愛国主義が又、排外主義に転化している。
強い違和感を覚えるのは私だけではないはずだ。
こんな状況は、「ひとつの世界、ひとつの夢」と謳った北京オリンピックのスローガンに反している。
いやいや、“中国においてはスローガンとは実行できないことを標榜すること”と以前、ある中国の友人が言っていたので二の句も出ないが。
聖火リレーをめぐる中国批判に対し、一部の若者(ばかもの)たちが激しい反発、デモなどをおこなっている。
著名な白岩松氏(中国中央テレビキャスター)が、先般カルフールへの不買運動をネット上で批判したところ、“漢奸(民族の裏切り者)”にされてしまった。
中国では、良識ある者が突然奈落の底に落とされることが多々ある。
良貨は悪貨に駆逐される・・・
嘗て、劉少奇をはじめ数多くの”まともな人々”が、狂った眼をした民衆に吊るし上げられた。
人間の尊厳をも躊躇なく踏み躙る蛮行。
あの頃、北京で感じたあの”おどろおどろしい雰囲気”を思い出した。
by officemei
| 2008-04-22 05:24
| ■雑記・所感