■世情四題(08年7月)

e0094583_22544618.gif・欠航便の乗客らが怒って大暴れ
28日、昆明空港で中国南方航空の3便が天候不良のため欠航。
乗客は機内もしくは空港内で夜を明かさなくてはならない事態になった。
缶詰め状態にされた乗客らは29日未明、警察と衝突。
中国南方航空スタッフの「不適切な対応」を非難し、コンピューターを壊すなどの騒ぎとなった。
午前2時ごろには、幼児や60歳以上を含む多くの乗客が、航空会社から宿泊可能と説明されたホテルにタクシーで向かったが、結局はホテル側から門前払いされていたという。

・ホテルでのネット使用
中国では外国人向けのホテルに対し、滞在客の通信・インターネット利用を監視する特殊装置の設置が公安当局に義務付けられている。
ホテル内のサーバーに、インターネット利用の監視装置を取り付け、関連ソフトをインストールすることを義務付けており、違反した場合は、ホテル側に1万5000元(約23万円)の罰金が科されるほか、悪質と判断された場合には、営業許可の差し止めや抹消があり得るとのこと。

・学校倒壊写真公開の教師に労働教育1年
四川省徳陽市の学校教師が、地震発生後に多くの学校が倒壊した都江堰市や北川県などの現場で写真を撮影しネットに公開した。
その後、メディアの取材で手抜き工事問題に言及したところ、デマを流して社会の治安を破壊したとして拘束。
当局は政権転覆扇動容疑で逮捕、即刻1年間の労働教育処分となる。

・巡査員の暴行致死事件
重慶市で30日、「城管」と呼ばれる治安組織の巡査員4人が露店の立ち退き命令に応じない男性に集団暴行を加えて死亡させていたことが分かった。
暴行は制止を求める群衆の前で行われ、住民が警察に通報するのを見て立ち去ろうとしたが、内3人は群衆に取り押さえられ警察に身柄を拘束された。
「城管」は、市中で騒ぎを起こした群衆を追い払ったり、路上で無許可営業をしている業者を取り締まったりする中国独特の治安制度。
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