■淳一さん
現在、上海市第一中級人民法院で裁判中。
版権に関する国際的な常識は、残念ながら中国では未だ浸透されていないのが現状。
私は以前に台湾で翻訳出版に携わった作品を、中国で出版するべく数社の出版社と折衝したことがある。
その折、先方の対応に開いた口が塞がらなかった。
敢えて内容は伏せるが、台湾ではごく当たり前に話が通じるものが、中国ではまったく要領を得ない。
常識というものは同じような社会構造で、且つ同じような教育水準の背景があってこそ同じ常識が通用する。
この点、ついつい我々は同じ目線で中国を見てしまうが、元来まったく異質の相手であることを常に意識しないと、もう血圧沸騰してぶっ倒れること頻繁・・・