■8月8日北京オリンピック開催所感
かつてアジアの中心は日本だった。しかし今は違う。
世界の目は日本を見ていない。
今やアジアの世紀は、中国とインドが担っている。
特に中国は驚異的な速さで追いつき、抜き去ろうとしている。
オリンピックは中国にとって大きな試練だ。
昨日の開会式は、華やかな演出で観衆を酔わせた。
胸に熱いものがこみあげる・・・
私と中国の関わりは、15歳の折に「三国志」を読んだことに始まる。
大学で中国語を専攻し、1975年に初めて中国の地を踏んだ。
以来今日まで、中国漬け。
この一大イベントに接し万感胸に迫る。
自分の歩んできた歳月が激動中国の歴史そのものだからだ。
久しぶりに見た“統制された美”。国威発揚の晴れ舞台。
しかし会場を一歩出ると、矛盾と問題が渦巻いている。
セレモニーの素晴らしさ、凄さの向こうに一瞬恐怖を感じたのは私だけだろうか・・・
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