■三通

e0094583_5245673.gif中国と台湾は12月から海運・空輸の直航路線を開放し、これにより「三通」が事実上実現することとなった。

1949年、蒋介石率いる国民政府が大陸から台湾に移って以来、双方の関係は基本的に内戦状態で、交流は一切断たれていた。

「三通」とは中台間の通商・通航・通信をあらわし、中国の台湾統一施策の根幹として、先ず「三通」から始めようと一貫して台湾に問いかけていたものだ。
台湾はこれに対し不接触・不談判・不妥協の「三不」を実施、中国側の「三通」提案に応じなかった経緯がある。

台湾経済の大陸依存を深めようと目論む中国。
これに対し、そうはさせじと台湾は断固拒否した時代。

1987年、台湾ではそれまで続いていた戒厳令を解除。
その後、大陸への親族訪問や観光・商用・通信を解禁したが、いづれも香港経由等の方法を採り、直接往来は許さなかった。

今年(2008年)、台湾では馬英九国民党政権が誕生し、それまでの民進党対中政策を大幅に転換、中国人観光客誘致や春節・週末の直行チャーター便増便を実現させる。

現在、双方の通信・往来の自由化や台湾資本の中国進出は当り前のようにおこなわれるようになったが、通航が不整備だった。

11月4日、中台両代表は台北において以下の合意事項に調印。
・中台双方は、直行チャーター便を毎日運航する。便数は108便、中国内発着21空港とする。(上海=台北間が1時間半で往来できるようになる)
・海運の直航便を解禁し、台湾11港・中国63港を開放。(台湾農産品の中国市場流通が大幅拡大する)
・書留などに限られてきた郵便の直接配達を手紙・小包などにも拡大。
・食品安全問題が発生した際の連絡・協力体制作り。

この状況下、国民党の中国急接近施策に危惧する民進党や学生が大規模な抗議行動に出た。
台湾の主権を守ろう、と。
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海協會與海基會兩會領導人4日在台北會談,雙方在解決兩岸海運、空運、通郵、食品安全取得重要共識。
雙方簽署有關的四項協議,這意味著兩岸“通郵、通商、通航”三通正式實現。

四項協議內容概要:
【海運】
海運協議,各自開放11(台灣)及63(大陸)個港口。
權宜輪可有條件,航行直航航線。
兩岸航點,由現行5個增為21個。

【空運】
空運協議,每周36班增至108班。
貨運包機點:小港桃園、浦東廣州。

【通郵】
兩岸互寄小包、包裹、快遞和平信。
雙方同意使用客運包機貨艙運送。

【食品安全】
發生食品安全事件,兩岸即時通報。
兩岸即時通報,有關責任查處結果。

【其他】
兩岸直航,定位為“兩岸特別航線”。
海峽兩岸相互免徵營業稅、所得稅。
空運海運郵件三協議,40天後生效。
兩岸食品安全新機制,7天內啟動。
金融海嘯衝擊,協商兩岸金融合作。
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by officemei | 2008-11-08 05:27 | ■台灣