■海角七號

12月に中国でも公開されるはずだった台湾映画「海角七号」は、突如公開中止となっていたが、2月14日のバレンタインデーに中国で公開されることになった。

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2008年11月掲載文;
1949年の中台分断後、最高位の中国要人として台湾を初訪問した海峡両岸関係協会の陳雲林会長。
滞在中、中台は経済分野で一段の緊密化を図ったが、日程の実質的な最終日、台湾側は思いもよらぬ粋な計らいで陳会長をもてなした。

台湾で空前のヒットとなった映画「海角7号」。
恋に落ちた日本人と台湾人のラブストーリーで、日台の心の絆を描く話題作だ。複雑な心情が混在する台湾社会を陳会長に理解してもらおうと、滞在したホテルで上映会を開いたのだ。

「♪童は見たり、野中の薔薇、清らに咲ける、その色めでつ、飽かずながむ、紅におう、野なかの薔薇」。
そう、あのシューベルト作曲の「野なかの薔薇」を日本語と中国語で大合唱するエンディングは、長い統治の歴史と移民文化の中で培ったもの悲しく、だが粘り強い、台湾人の心のハーモニーを聞くようだ。

上映会でホストを務めたのは、陳会長の交渉相手である台湾の対中国民間窓口機関・海峡交流基金会の理事長で、中国国民党の副主席を兼務する江丙坤氏。中部・南投県出身の江氏は、小学校では日本教育を受け、東京大学に学び、「駐日中華民国大使館」(当時)での勤務経験もある国民党きっての知日派だ。

「台湾と日本の間には歴史的な背景があり、それはしこりでもあるが、映画を見れば、それが彼の心のどこかに触れるはずだ」。

ただ、台湾を含めて中華圏における日本の評価は一様ではない。
まして中国は厳しい歴史認識をもつ。
台湾が映画に託した「台湾人の心」は北京にどう届くのか。
「海角7号」は近く中国でも封切りされる。
中台は今後、どんな「野なかの薔薇」を奏でるのだろう・・・

e0094583_1426778.jpg大陸海協會長陳雲林訪台期間,台灣“陸委會主委”賴幸媛和海基會董事長江丙坤不約而同地和陳雲林提及台灣當前最火紅的電影“海角七號”,為嚴肅的兩岸協商增添了些許溫馨氣氛。

江丙坤和陳雲林雖然都已經看過“海角七號”了,但兩人還是一起看了第二次,江丙坤在電影放映前,還特別向陳雲林提及,他小時候是接受日據時代教育的,在他周遭就有如同“海角七號”的故事情節發生。

賴幸媛在和陳雲林閉門會談時,也拿出“海角七號”的劇情當話題。
她對陳雲林說,電影人物所在地都是在恆春小鎮裡,地理上的距離雖然不大,但在心靈距離上卻是南轅北轍,不過在確認共同努力的目標之後,最後譜出了最美的樂章,她建議陳雲林,“海角七號”這部電影十分值得一看。

賴幸媛認為,兩岸都在追求簡單的幸福,就像“海角七號”裡的小人物一樣,從一開始的衝突、磨合、到後來的包容,兩岸也可以像這樣,創造出和平、和諧的樂章。

據海基會人員透露,當海協會代表團欣賞完“海角七號”之後,大家都非常感動,當電影落幕的那一刻,現場響起如雷的掌聲・・・


e0094583_14133317.gif2008年9月、「第4回アジア海洋映画祭イン幕張」グランプリ受賞。
第10回台北映画祭(台北電影節)の最優秀作品賞受賞作品「海角7号」。

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日本人と台湾人の恋を描いたこの映画は、空前の大ヒットを記録。
ロケ地の台湾最南部の恒春半島には観光客が押し寄せている。
「海角7号・ロケ地巡り」観光コース;

60年以上前、敗戦で台湾を引き揚げた日本人教師が台湾人の教え子に宛てた手紙から物語が始まる。
その手紙は60余年後の台湾に届けられた。

「海角7号」とはその手紙に記された戦前の住所。
舞台は台湾南部の恒春・墾丁。
日本側からは、中孝介・田中千絵が出演。

映画のなかで交わされる言葉は台湾語・日本語・北京語・客家語・原住民のことばで、これらが入り交じった言語社会が現代台湾の多元文化を反映している。

この映画がヒットした理由は何だろう。
台湾の若者文化に浸透しているジャパン・カルチャーと、かつて日本教育を受けた年寄り世代の郷愁も背景にあるだろう。

更には、台湾のごく一般的な庶民の日常から、過去と現代にわたる日本との深い関わりや、台湾人のものの考え方、台湾の歴史と現実などを描いたところが共感を呼んだのか。

涙と笑いの物語「海角7号」、いい映画だった。


海角七號電影預告-愛情篇;

海角七號電影預告・樂團篇;
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by officemei | 2009-02-04 01:21 | ■台灣