■社会不安

e0094583_3434842.gif中国では、以前から農村で頻繁に暴動が発生していたが、今年になって特に感じるのは都市部での事件だ。

例えば、
(7月)
・上海~警察の不当捜査への報復で6名の警官が殺される。

(8月)
・広東省増城市~交通事故犠牲者の遺族が、事故処理に関する警察の対応に不満を抱き、徒党を組んで道路を封鎖後、警官を襲撃。

(9月)
・浙江省麗水市~不動産投資被害の市民約1万人が市当局と衝突、暴動発生。
・湖南省湘西土家族苗族自治州吉首市~違法な資金集め事件(不動産会社との出資金返還をめぐるトラブル)の被害者約1万人が州政府庁舎を取り囲む。

(10月)
・広東省東莞市~失業者1000人以上の暴動発生。
・甘粛省高台県~拘束中の容疑者が死亡したことをめぐり、警察側の暴行で容疑者が死亡したと抗議、遺族関係者約1000人が警官隊と衝突、20人が負傷。

(11月)
・重慶市~タクシー運転手の一斉ストライキから暴動が発生、取締り警察を襲撃。
・広東省深圳~違法営業車両の取締まり中に死亡した違反者遺族が警察を襲撃。2000人以上のやじ馬が警察署へ投石、パトカーを焼き打ち。
・甘粛省隴南市~市庁舎移転で自宅が取り壊される地元住民らが同市共産党委員会に押しかけ、やじ馬を含む2000人が抗議、職員や警官を襲撃。

これらはほんの一例。

ここ数ヶ月の新聞記事を見て感じること。
役人の腐敗・横暴な警察に対し、日頃の不満が爆発する事件が増えている。
行政への不満から暴動が頻発する中国。
共産党は独裁体制の維持に躍起になっている。

都市部には約2億人の出稼ぎ労働者が集中している。
暴動参加者の多くは失業者。
政府に対する不満が鬱積し、きっかけさえあれば暴動発生につながる状態だ。
危い哉、危い哉・・・
[PR]