■君子危うきに近寄らず

e0094583_1116660.gifこの夏、大型浴場施設の設計施工をおこなっている某社の要請で、中国某市の娯楽施設建築プロジェクトの通訳を担当した。

日中相互の設計上の観点で意見交換をしたが、大きく認識のずれが生じたのがマッサージ室の取り方。

総面積に占める割合が広すぎるので、これを縮小し、その分を浴場スペースの充実にあてようと提案するも中国側は却下。

何故なら、“マッサージ”がこの種の施設のドル箱だから。
日本のように、湯に浸かりリフレッシュするという向きもあるにはあるが、それよりも“マッサージ”でリフレッシュする客層が多いのだ。

確かに、私も風呂が大好きで中国各地の浴場施設やサウナに通っているが、必ず迷路のようなマッサージコーナーがあり、妖しげな匂いがする。

と同時に、老若男女こぞってこういった施設を利用しているのだから、スーパー銭湯とソープランドが一体になったようなものだ。


さて、12月1日は世界エイズ・デー。
中国衛生部のレポートによれば、2007年末までのエイズ感染者は約70万人。
感染者の多い地域は、雲南・河南・広西・新疆・広東・四川の順で、全体の80%を占める。

昨年(2007年)からは、エイズ感染予防対策の一環として、中国当局はホテルやリゾート施設にコンドームを常備し、エイズ予防のパンフレットを置くことを命じている。
(外資系4星以上のホテルではあまり見かけたことは無い)

中国は当初、エイズを同性愛者や売春、ドラッグなどの問題をかかえる西洋の“退廃的な病気”だと非難していた。
また、これらの問題は共産主義の中国では存在しないとされていた。

事態の深刻さに気付くのが遅かった中国では、現在、一般市民にまでエイズ感染被害が拡大していると専門家は警告している。

要するに、ホテルやサウナなどの施設では、売買春が行なわれているので注意を喚起する、ということ。
つまり社会主義中国ではいたるところに売買春施設があって、性病やエイズの温床になっていますよ、ということだ。

同レポートにはこんなことも書かれていた。
・単身出稼ぎの労働者、長距離輸送の運転手等は、長期間に亘って妻と離れ、性的に欲求不満になって“小姐”を買う者が多い。
・大学生は“性の解放”という観念を持ち、頻繁に相手を換えたり、ネットで知り合った相手と一夜限りの交渉を持つ。

■エイズ;
人民日報記事・中国はエイズとどう向き合うか;
威海のホテル記事;
煙台のホテル記事;
性病に関する記事1;
性病に関する記事2;
性病に関する記事3;

「普通冰火服務」が150元で、「冰火九重天全套」が200元。
氷を使った(含んだ)サービス二種のお値段。
モロそのままのサウナの広告。
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中国のサウナではほぼ100%オプション項目があります。
その気のない人は、もちろんオプションをオーダーせずにサウナ本来を楽しめばいいのです。
男人加油站(GS・給油所)とは、まったくモロなネーミングのサウナ。
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