■昭和の棋聖・呉清源

2005年4月、台湾で出版された「兒童MBA學院 腦力與心靈的全面開發」。

この本は台北の葉馨氏と私が、PHP出版の「碁でグングン育つ子どもの脳と心」という原著を共訳出版したものである。

実は、囲碁については素人に毛の生えた程度の私だが、この本は如何に碁を打つべきかといった教本ではなく、囲碁が子供の発育成長に如何に有益かを解説したものなので、囲碁に通暁していなくても問題はなかった。

その程度の私でさえ、昭和の棋聖・呉清源という名前は若い頃から知識として知っていた。

彼は7歳で囲碁を学び、当時の北京囲碁界に“天才少年棋士あらわる”と報じられた。
その実力と将来性を高く買った日本棋院関係者が彼を招き、1928年(昭和3年)14歳で来日。
その後の彼は、戦中・戦後を通じ囲碁界に君臨し、昭和の棋聖と称された。

昨夜、彼を描いた映画“呉清源・極みの棋譜”をVIDEOで鑑賞した。
淡々と描かれたストーリーは単調すぎるかもしれないが、 田壮壮監督の描く当時の日本は実に客観的で、いい出来栄えだった。
呉清源を演じた台湾出身の張震、彼の凛とした雰囲気も味わい深い。
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by officemei | 2008-12-14 04:49 | ■日本