■運転免許

昨日、「運転免許取得試験」の様子を紹介した中国のサイトをみつけた。

筆記試験は外国人も中国人も同じ設問で、あらかじめ配布されているハンドブックにある800問の中から100問が出題されるらしい。

外国人受験者には専用試験室というのがあって、自国の免許証を所持していれば筆記試験と視力検査だけで路上試験はないらしい。

筆記試験は、各自それぞれ所定のパソコン画面に向かって受験番号を記入し、設問言語を選択する。100問中90問以上の正解で合格。
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その設問中に中国特有というか、思わず笑ってしまうものがある。

例えば、
運転者は運転中に痰を吐きたいときどうすれば良いか?
A)窓を開けて外に吐く B)紙に吐いてゴミ箱に捨てる C)車内の床に吐く

人が腹部に重傷を負って腸が出ている場合どう処理する?
A)腹部に詰めなおす B)何もしない C)何かの容器を使って固定し包帯を巻いて腹部をガードする

嘘みたいだが、新華網の記事にちゃんと載っていた。


e0094583_1257486.jpg私は台湾では何度か運転しているが、今の中国で運転する勇気は無い。
そんな私も実は昔北京で運転免許証を取得した。
大学卒業前に免許を取る暇も金も無く、北京赴任後に車の教習を受けた。
先ず、香港から中古のブルーバードを購入し北京へ陸送。
教習所などない時代、自家用車を調達しないと実習もできなかった。
外交部のある部署を通じ教習官を派遣してもらった。
毎回教習の日には、その教官を指定された場所まで迎えに行くのだが、その間は無免許で運転していることに疑問もあった。

費用はもう忘れてしまったが、取得まで数ヶ月かかった。
日本の教習所の費用からすれば相当安いが、当時の中国ではけっこう高額だったと記憶している。

e0094583_12584281.jpg路上試験は長安街から東単・東四、工人体育館から日壇路まで運転した。
筆記試験はすべて中国語。
一番鮮明に記憶しているのは、車庫入れの試験。
四隅に竹竿を立て、バックで入れる。
万一その竹竿間の見えない線上をちょっとでも越えたり、竹竿に接触すればアウト。

夜間は、対向車が視認できる距離になればランプをスモールだけに変えなさい。
前方の人、自転車、馬車に注意を促すためにクラクションを多用しなさい。
「紅旗」(当時の要人用最高級車)は追い越してはいけません、などなど中国ならではのルールもあった。

当時は、車は至って少なく、自転車の波を如何に避けながら走行するかが腕の見せ所だった。
今日のような車ラッシュの都会では怖ろしくて運転する気にもなれない。
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by officemei | 2009-02-12 05:51 | ■北京