■ラーメン

いつも感じること。
ラーメンと魚は日本に軍配が上がる。
中華料理の麺と魚はそう感激するほどの味ではないと思う。
不味くはないが旨い!と感じるものでもない。
味覚は個々人によって異なるから断定は出来ないが。

久しぶりに帰国したとする。
先ず、いの一番に食べたいと思うものは私の場合ラーメンだ。
飲み歩いたあとの〆にラーメンが食べたくなる感覚と同じ。

最近の中国では「日式ラーメン」の店があちこちに開店しているが、旨いラーメン屋に出会ったことはまずない。

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その中国にあって、全国に330店近く(09/02現在)の店舗展開をするラーメン店がある。
1999年に上海1号店をオープンし、中国進出10周年を迎えた「味千ラーメン」だ。

この「味千ラーメン」、熊本を中心に全国で約100店舗を展開するラーメンチェーン店だが、業界のリーディングカンパニーではない。
それが中国ではぶっちぎりの一番。

但し、中国の「味千ラーメン」はラーメン専門店ではない。
レストランと表現した方がいいだろう。
どの店も200席ほどの大型店舗で、焼き鳥・冷奴・オニオンスライス、更には定食ふうのものなど40種類近くのメニューがある。
何種類もの料理を家族や友人など大勢で食べるのが一般的な中国。
ラーメンだけの単品勝負は中国の外食事情にそぐわないと判断されたのだろう。
専門店に固執せず、郷に入っては郷に従い、現地の外食産業に応じたやりかたで臨んだことが成功につながっている。

更には出店場所。
人通りの多い立地(ショッピングモールやオフィス街など)に、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、スターバックスなどと並んで出店し、ブランドをイメージさせている。

最近ではニセ「味千ラーメン」も出現した。
江蘇省無錫では「味仟ラーメン」という店が2店舗を開設。
安徽省蕪湖では「蕪湖市千味日式面館」という店が、店頭に「千味拉麺」の看板を掲げ、メニューに「味千ラーメン」の商標を無断使用していた。
いづれも商標権侵害で訴訟を起こしている。
ニセモノが出現するほどにブランド化したということだろう。

上海には80店舗ほどの「味千ラーメン」があって、昼時にはビジネスマンやOLで賑わっている。
なかには空席待ちの行列もできるほど。
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by officemei | 2009-02-20 05:14 | ■上海