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エネルギッシュな台湾人をよく象徴するのが、その旺盛な食欲である。
新年が発財(今年もお金が儲かりますように)で始まれば、ふだんの挨拶は「食飽未」(おい、メシ食ったか)である。発財するにも、お腹がへっては戦にならないではないか。とにもかくにも、この国には「武士は食わねど高楊枝」などという考えは似合わない。うれしいときも悲しいときも、まずは「食べる」ことから始まる。台湾人は昔から「吃飯皇帝大」(せめて食べるときは皇帝と同じ気分になりたいもの)と、誰もが美味なるものをたらふく食べたいと願い、日々実践する。
幸い台湾は今や「食在台湾」と言われるくらい、食通にはうらやましい世界的なグルメ天国だ。大通りをちょっと歩けば、それこそ中国五大菜(北京、上海、四川、湖南、広東)から雲南、山西、蒙古料理まで、本場の大陸にも負けない中国の伝統料理がすべて満喫できる。おそらく、人口当たりのレストランの数は世界一、二を争うだろう。これも、蒋介石軍が戦後大陸から渡ってくるとき、故宮博物院の宝物と一緒に中国各地の名コックたちを連れてきてくれたおかげと、台湾の食通たちが苦笑する。毎年8月には台湾の食天国ぶりが「台北中華美食展」として存分に誇示される。誰が言ったか、人間最高の幸せが「日本女性を妻にし、洋館に住み、中国料理を食べることだ」とすれば、台湾人こそ毎日が「口福」と言えよう。
最近は台湾人もみな多忙となり、特に若者にはアメリカ流ファーストフード店がなかなかの人気だ。だが、家族と良き友とゆっくり食べるにはやっぱり中国料理に限る。朝は早くから近くの公園にくり出し、朝オケや太極拳で一汗流してからいつもの屋台か小吃でお粥をすする。あるいは、豆乳に焼餅(平べったい小麦粉パン)、油条(細長い揚げパン)がおなじみのヘルシーな朝食。OLは豆乳にボリューム満点のサンドイッチ弁当を買い込んで会社へ行くのが当世流。昼は好きなものを自分で皿に選んで食べるバイキング式自助餐が一般的。ここでは豚や鶏肉、魚などを使った庶民の味がメインだ。そして夜は思いっきり食べようと若者は屋台のはしごか、吃到飽(食べ放題)ヘと向かう。ポピュラーな屋台メニューは台湾版カツ丼の「排骨飯」や「牛肉麺」、「虫可仔煎(かきのオムレツ)」、「肉粽(ちまき)」、「米粉(ビーフン)」、「魯肉飯(豚肉のそぼろかけ)」など。食通はフカヒレやアワビ、ツバメの巣などの故事来歴、美味しい食談義に花を咲かせながら、文字通り「皇帝流口福」のときを愉しむ。事実、中国の名物料理には、満漢全席を産んだ乾隆帝を始め、秦の始皇帝や隋の煬帝、唐の則天武后、清の西太后といった、歴代皇帝や女帝にちなんだエピソードが多いため、食談義からしてスケールが大きくなってしまう。したがって、宴席はだれもが皇帝の気分となって盛り上がり、宴会時間も二時間、三時間と延長しようというもの。この夕食タイムが各人の胃袋によって午前二時、三時まで続く。台北の夜市(士林や復興南路の通称「お粥横丁」など)は午前零時を過ぎてからがいよいよ本番だ。
いったい、台湾の人はどのくらい食べるのか、ごくふつうの人曰く「毎年、台北から高雄まで(約360キロ)の高速道路の建設費くらいですかね」と。
(マクミランランゲージハウス「台湾人のまっかなホント」より)
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by officemei | 2006-01-11 23:52 | ■台灣
e0094583_12441097.gif馬英九 台北市長・中国国民党主席。

(以下日本語・中国語)
1950年香港九龍生まれ。
台湾大学卒業後、ハーバード大学で法学博士号取得。
弁護士としてアメリカの法律事務所に勤務、帰国後蒋経国総統の個人秘書、国民党中央委員会副秘書長・国家統一委員会研究員、法務部長(法務大臣)歴任。
その後、台北市長選に国民党公認候補として出馬。当時、現職市長だった陳水扁(民進党公認・現総統)を破り台北市長に当選。
現在台北市長。
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2005年7月16日国民党主席に選出、政治的手腕と温和・清廉なイメージ、俳優並のルックスで人気があり、次期総統の最有力候補と目されている。12月3日、彼が国民党主席となって初の選挙(地方首長選挙)が行われ、国民党は大勝利を得た。2008年に総統直接選挙が行われるが、彼が総統になるかどうかはオリンピックより興味深い。
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ノッてる人(馬英九国民党主席)と対比するとなんか顔が惨めに見えるのは気のせいか?この度の地方選挙の結果23首長中6首長しか民進党は取れなかった。アビィエンもなんか翳ってきました。政治家はある種のオーラが必要です。今のアビィエンにはそれが無いように感じますが。ま、馬英九にしてもオーラは出てませんが。フェロモンは発してるかもしれない。

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陳水扁會變跛鴨,這是對他的不信任投票
執政黨在台灣地方首長選舉慘敗之後,總統陳水扁在剩餘的兩年多任期可能變成跛鴨。總統所屬的民主進步黨飽受弊案醜聞拖累,週六只贏得23席縣市長中的六席,其餘席次皆被反對黨國民黨與友黨囊括。
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by officemei | 2005-12-05 12:23 | ■台灣
台北・華西街界隈の雰囲気が良く表れているので抜粋してみた。
「女ひとり・突撃アジア」のなかあき子著(青春出版社)から
雨が時折ばらつく、どんよりとした空。2月の台湾は、けっこう肌寒く、数日前から体調すぐれぬ熱っぽい身には、排ガスまじりの寒気がこたえる。空、道路、建物、オヤジの髪・・・目につくすべてのものがグレー。なんか、シケた街だなあ。台湾の浅草と呼ばれるオヤジな街、華西街。精カ系ゲテモノ料理店あり、アダルトグッズショップあり、娼館あり。初の台湾探険は、そんなオヤジ臭プンプンのところから始めたい。華西街のすぐそばに宿をとった。ガイドブックに載ってはいるものの、もろ連れ込み宿風の、雑居ビルの中にあるボロ宿である。案内された部屋は、3畳、窓なし、鏡張り、うっすらポマードの臭いのする枕。じめっとした空気は、前に泊まったオヤジの体温が残っているのか。これで1泊700元(約2,450円)。けっこう高いぞな。この宿で、台湾人の友人、日本人の友人と待ち合わせをしているのだが、なにせロビーもないボロ宿。雑居ビルの3階ということもあり、通りに出て待つことにする。ぼおっとビルの前に立っていると、妙な雰囲気に気付く。行き交うオヤジがジロジロ見ていくのだ。立ち止まる奴、ヒソッと話しかけてくる奴も。・・・アヤしい。「台湾のオヤジってフレンドリー!」なんて決して言える雰囲気ではない。数分前から、自転車を押す手を止め、目の前で立ち止まっている男がいた。小柄で、髪が薄く、年は六十前後か。目が合ったとたん、何か小声でまくしたててきた。やっぱりアヤしい、まわれ右。ドアを開け、階段を昇って宿へ戻る。すると、そのオヤジもついてくる。走る。オヤジも走る。おいっ、こいつは何なんだ? オヤジ; 「×◎△○×○×、○×○×・・・ (この女に、按摩してもらいたいんだけど)」宿主; 「◎△○×○! ○×、○×○! (アホ! この女は旅行者だ!)」 立ちつくす私、怒る宿主、「間違えちゃつたあ」かわいくテレ笑いしながら退場するオヤジ。この辺には、男のための按摩屋が多く、その客引きと間違われたってわけなんだな。ああ、これが華西街。その夜、友人に街を案内してもらった。乱暴にいえば、精力つけるぜ系食べ物屋、アダルトグッズ、みやげ物屋が順番に並んでいるような。蛇の生き血を絞るショーやら、スッポンをさばくショーやらが、精力つけるぜ系各店の前で行われている。オヤジは真面目顔、欧米観光客はウエッてな顔、子供はびっくり顔、とにかく皆凝視している。欧米の自然保護団体からクレームがくるとヤバイらしく、写真撮影は絶対禁止だとさ。そして、お次は「成人情趣用品」店、アダルトグッズショップ。こちら、かなりあっけらかんとしている。女子高生なんぞもいるではないか。友達へのプレゼントを選んでいるというが、どうなんかねえ。ふふふ。スケスケのエ口下着、イチモツにはめる毛がついたリング、女性の局部再現マシーンにゃあご丁寧にも、リアルに毛が生えているし,オヤジ雑誌の通販ページにあるような品々を、間近でじっと見られるのは新鮮なもんだ。「うっへぇ! これ、本当に入るんかい?」「ううむ、これをあそこにグルリと・・・い、痛いのでは」「なるほど。毛の感じがそれっぽいかも」勝手なコメントをブツブツ心で唱えつつ、グッズ屋をはしご。店頭の金ピカ巨根の置き物なんて、いったい誰が買うんでしょうなあ。この辺り、スーパーでも、キッチングッズやトイレットペーパーの脇の棚に、アダルトグッズが並んでいたりするぞ。通りをはさんで、さらに奥に続く商店街はほどよくさびれた雰囲気。うす汚れた螢光灯に昔の縁日にあったような射的なんぞのゲームが照らし出され、数十年前にタイムトリップしたようだ。揚げパンをつくる店やら、怪しげなカラオケスナックやら、どう見ても観光客向けではない店が目立つように。う~ん、そろそろ・・・という予感は的中。路地を覗くと、妖しく輝くピンクやブルーの螢光灯が目に入った。あの光は娼館に違いない。光に吸い込まれ、近づいていく。厚化粧の若い姉ちやんたちが、やる気なさげに店の前に立っている。奥には薄暗い部屋が。蛇、スッポシで精力をつけたオヤジたちは、蛾が明かりに引き寄せられるがごとく、色つき蛍光灯に向かっていくのか。そしてすっこ~んと魂抜かれて、帰りゆくのか。ここは「宝斗里」と呼ばれている。もともと歓楽街だったが、日本の台湾領有時代に娼館がわんさかできたという。日本の業者が、日本から娼婦を連れてやってきた。リトル吉原だったのだろうか。もちろん台湾人の娼館も続々登場。日本撤退後も、政府により公娼街として認可され、今に至るという。ちなみに、お値段は15分1,000元(約3,500円)。早い、若い、安いと三拍子。しかし、15分って。1分1秒たりとも無駄にできませんねえ。かなり集中せんと、いかんですねえ。この公娼街を抜けると、さびれた雰囲気の裏道にでる。さて、そこで目につくのは「鹿」の看板がズラリ。裏通りは鹿肉街であったのだ。「強壮精カ」看板にあるように、鹿肉も精カ系の食品なのである。一戦終えて魂抜かれたオヤジたちは、ここで精力を補給して、二回戦に挑戦なのか。それとも、古女房の待つ家に帰るのに、もう一歩たりとも動けないってんで、栄養補給か。そんな鹿肉、友人のすすめで我々も食べていくことに。サイコロステーキの形状をした肉が15個程で、100元(約350円)。粉ワサビをデロデ口に練ったもんと醤油で食す。それほど臭みもなく、固くもないが、うまくもない。息を止めて、コーラで喉に流し込む。むぐぐ。そして翌日。寝汗をやけにかいての起床。部屋が湿っぽい、不快。でも確かに熱は下がり、疲れもとれていたぞ、おそるべし鹿肉。そんな華西街に、結局三泊もしてしまった。路地を、脇道を、歩けば歩くほビ、オヤジな場所。ありゃ、私の黒のジャンパー、隣を歩いてるオヤジのと似てまいか? 串焼き食いながらアダルトグッズ屋台を覗く姿も・・・。雰囲気に流され、自分もオヤジ化せぬよう要注意。
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by officemei | 2005-11-24 19:26 | ■台灣
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2005年11月21日。台湾を訪れる日本人旅行者が21日、年間で始めて100万人を突破。これを記念して謝長廷行政院長(首相に相当)が、100万人目となった滋賀県近江八幡市の会社員、山脇善幸さん(24)に、台湾で100万円分の買い物ができるクレジットカードと、紹興酒やカラスミなど100種類の特産品をプレゼントした。山脇さんは出張のため同日、関西空港から台北空港に到着。空港からは当局手配の専用車で高級ホテルのスイートルームに招待された。山脇さんは「もらった特産品はものすごい量で自宅に入りきらない」と余りの厚遇ぶりに驚いた様子。「100万円で、日本の妻(24)に何か買っていきたい」と話していた。日本から台湾への旅行者は昨年は約88万人となっている。
(以下中国語)

日本觀光客破百萬 
今年日本來台觀光今天突破第一百萬人,這位24歲的日本籍旅客他將可以獲得高額獎金和食宿招待,行政院長謝長廷也會親自接待。

第一百萬日觀光客山協善幸:「謝謝,真的很感謝大家,突然被這麼多人包圍,嚇了一大跳,這次是因為工作來台灣,下次就會考慮來台灣觀光,謝謝,真的十分感謝大家。這位第一百萬入境台灣的幸運兒將可獲得額度高達百萬日圓刷卡金,以及100種的台灣特產,至於要如何處理這筆獎金,他興奮地表示目前還沒有決定。而下午行政院長謝長廷也會親自頒發獎品,觀光局希望透過這樣的活動,達到國際宣傳效果,促使更多觀光客來台觀光。

第100萬位來台觀光的日籍旅客今天誕生,他是24歲來台工作的山協善幸,觀光局不但盛大歡迎,還提供30萬元消費額度,同時搭配的五星級飯店,也以一晚1萬6280元的套房免費招待,這名幸運日本旅客還可以免費享用飯店一客5000元的松露大餐,兩天一夜下來,已經賺到將近34萬元。
山協善幸說,他這次是因工作關係來台,下次一定來台觀光。
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走進由香格里拉遠東國際大飯店提供山協善幸的房間,36樓的雅仕套房米白色系看來清爽怡人,還可眺望台北美景。飯店表示,為歡迎第100萬名日籍來台旅客,套房裡特別提供了頂級高山烏龍茶、水果、小米酒,和大師傅手工製作的巧克力,另外,39樓的滬式餐廳、38樓的義大利餐廳、7樓日本料理等的美食,都提供這名貴客無限享用。
觀光局為加強日本市場推廣,從今年9月1日起至12月31日止,結合台灣精品與農特產品廠商,辦理「加速百萬日人來台」抽獎暨「百萬旅客獎百萬」等活動,這項活動透過國際媒體向日本宣傳後,今年1至10月日本觀光客較去年同期成長30.12%。
觀光局指出,依據去年度每日來客旅客數加計成長比例,預估第100萬日本旅客將在11月21日誕生,這位第100萬來台的日本旅客,可獲得額度高達百萬日圓聯邦銀行台灣造型的聯邦旅遊卡在台刷卡金、100樣台灣特產、禮車接送,及香格里拉遠東國際大飯店的雅仕套房住宿。
100樣的台灣各縣市特色的產品,包括茶、高粱酒、天燈、布袋戲、油紙傘、玉、木雕、陶瓷及各式甜點等。
21日下午3時將在行政院大禮堂辦理歡迎記者會,並請行政院長謝長廷頒獎。
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by officemei | 2005-11-21 17:50 | ■台灣
e0094583_1440123.gif台湾で食べる中華料理は、中国で食べる中華料理よりも味が繊細だ。

私はこれまでに中国と台湾の各地でその地の料理を食してきたが、結局のところ、上海と台湾のごく家庭的な「家常菜」が一番日本人の口に合うと感じている。
特に台湾は食の天国だ。高級食材からB級グルメまで。

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夜市のB級グルメ 定番メニュー

e0094583_166555.jpg蚵仔煎
台湾風お好み焼き。蛎が入っていて、卵とでんぷんで閉じる。甘くてちょっと辛いケチャップをつける。 「蚵仔煎 オアゼ」。


e0094583_1664564.jpg黒輪
おでん。台湾ではケチャップ付きで食べる。必ずスープを出してくれる。ちなみに「黒輪」の発音は台湾語で「オレン (おでん?)」となる。


e0094583_1684367.jpg棺材板
揚げた食パンの中身をくり抜き、中にクリームシチューをいれたおもしろいスナック。台南での名物。ちなみに「棺材板」は棺おけのことで、この料理を見るとそれもうなずける。


e0094583_1691074.jpg肉粽
ご存知ちまき。具がたっぷり入っていてボリュームも満点。おやつに最適な一品。
独特のタレをつけて食べる。


e0094583_1675281.jpg蘿菠
台湾名物大根餅。こんがりとする程度の絶妙な焼き具合がなかなか真似出来ない。飲茶レストランでもメニューに入るようになったが、やはり屋台でいただきたい。


e0094583_1681336.jpg薬膳排骨
漢方薬でじっくり煮込んだスープで、中には羊や牛の肋骨が入っている。肉は少しだけしか付いていないが、味がしみこんでいて美味しい。


e0094583_1610841.jpg香腸
台湾式のソーセージ。にんにくをかじりながら食べる。小指程度のミニサイズから特大サイズまでバリエーションも豊富。


e0094583_16102846.jpg臭豆腐
3メートル先にいても匂いが漂ってくると言われている名物。発酵させた豆腐のにおいは強烈だが、好きな人はやみつきになってしまうらしい。


「自助餐」 安くて清潔なB級グルメ セルフの食堂
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B級グルメ店看板スナップ
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by officemei | 2005-11-12 17:22 | ■台灣
2005年11月4日~9日。
とりだてて意味のあるものでもないが、記憶に残ったいくつかのシーン。


・永漢書局。
この本屋は邱永漢の経営する日本語図書を扱う書店で、台北居住の日本人には馴染み深い。既に紀伊国屋が東区の「微風広場」にできて久しいが、それ以前からずっと中山北路にあった。そこで明らかに台湾人とわかる老人が目を真っ赤にして日本語の単行本を立ち読みしていた。

・国立台湾師範大学正門
仕事の関係で待ち合わせをここでした。私はずっと以前ここに一時期学び、この近くの龍泉街 に住んだ。先に着いて待っている間、行き交う学生を見ていた。男子学生が学校の塀沿いに並んで駐車しているバイクに近づいた。ヘルメットをかぶり排気ガス用マスクをした帰り支度の女子学生に声をかけ、私の眼の前できつく抱き合いマスク越しにキスをした。笑いあいながらマスクをはずし今度は相当熱いキスをする。保守本流の名門師範大学生も学生気質は本当に変わったものだ。

・台北YMCA
5ヶ月前の訪問時には気づかなかったが、インフォメーション窓口の奥の壁に故何応欽将軍の揮毫扁額があった。

・吉野家のパート公募
時給90元、日本円にして約350円。

・国民党主席、台北市長 馬英九の父君逝去
葬礼服は韓国と同じだが白。日本の黒とは対照的。

・新光三越デパートの細やかな気配り
朝、入り口付近で開店を待っている人たちに、デパートガールが紙コップのお茶をサービスしていた。これがまさにCSだ。

・コンビニ
ビニール袋が要る、と言えばプラス1台湾元で袋をくれる。いや購入するということか。4円くらいで日本のそれよりも厚手で丈夫なビニール袋が手に入ると思えば安いものだが、袋持参ならわざわざ買う必要もない。とにかくこの厚手の袋は重宝する。中国の薄い薄い袋と比較すると長持ち、代用がきく。

・乞食
日本ではとんと見かけなくなったが、台北ではたまに見かける。上海の乞食はもっと多いし、台北のように路上に坐って物乞いするだけじゃなく、まとわりつく。

・補習班
日本なら予備校だが、相変わらずの盛況ぶりだ。大学受験のための予備校は上海では見かけない。学校の先生が放課後有償で補習をやる。有名校の先生は学校外での家庭教師、補習でしこたま稼ぐ。家庭教師代を払える経済力と熾烈な受験戦争、学歴崇拝が背景にある。日本は少子化で中身を深く問わなければ100%大学入学できる時代になった。

・丁寧語
いわゆるサービス業に携わる者の顧客に対する言葉使いは当然ながら丁寧だ。中国に慣れてしまった感覚からは、台湾の言葉に新鮮さすら感じる。

・11月のこの時期でも、北部台湾の気温26度から30度
風邪を引きずって来た私にとっては最良の気温だった。
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by officemei | 2005-11-09 05:30 | ■台灣
e0094583_14435133.gif台北でマニアックな経験をしたい方へ 激賞! 

手に汗握る緊張の30分!
で、お楽しみ代は400台湾元です!

中山北路と民権東路の交差点、東南角に上海銀行ビル、東北角にスターバックスがあるが、そこを北へ向かって歩くと先ず山水閣ホテル、次にドラッグストアのWatsons屈臣氏があって、そこを右(つまり東)に曲がる。

ちょうど初めに説明した交差点から北へ一本目の筋だ。

するとすぐ前に煉瓦造りで相当年季が入った教会「真心堂」がある。

この辺りからは、すぐそこが表通りだというのに何か怪しげな雰囲気が漂っている、
というほどのこともないか。

教会を左に見てそのまま真っすぐ歩くと、道の右並びに足つぼ図を看板にした外見はごく普通のどこにでもあるまちの散髪屋といった風情の店がある。

そこが私の一押しの穴場で、同好の士はぜひこの際、意を決して探検してみてください。

看板には「東方理髪」と書いてあって、店内にはわずかに2人分の理髪スペースだけ。

如何にも怪しい。奥にいったい何があるのだろうか。

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実は、この店が耳かき極めて30年、耳掃除の専門店なのだ。
理髪・足つぼ・全身マッサージと一応メニューは揃ってはいるが、メインは「耳かき」なのだ。
私は一年に一回ペースで利用しているが、素晴らしい技によってびっくりするほどの耳くそが出てくること、圧巻、茫然自失。

30分というのは耳かきをしているといかにも長く感じる。
うとうと気分でというものじゃあない。早く終わらないか、我慢、緊張の連続だ。
痛みは感じないが、耳の穴を金属質の工具?で擦られるひりひり感を感じる。
耳くそというよりも、穴の内側にこびりついた薄い膜、実はこれが素人では取れない耳くそなのだが、そいつを細心の注意を払ってゆっくりとこそげ落とす、或いは引っ張り剥がす。
こそげ落とす場合は、ひりひり。
引っ張り剥がす場合は、耳の奥の奥まで引っ張られ、未経験の恐怖を覚える。
その結果、でかい耳くそを「ほら、こんな大きなのが出たよ」と示されると、理由のつかない充足感を味わえて、ああきっと出産ってこんな幸福感なのだろうか、と馬鹿みたいなことを思ったりもする。
確かに聴力が一段と良くなったようにも感じられて、気分一新、すっきりとするのだ。

ぜひ一度お試しあれ!

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by officemei | 2005-11-05 23:51 | ■台灣
e0094583_13374237.gif戦後60周年にあたる今年(2005年)は、テレビでも報道特集やドキュメント、記念番組が流れていたが、中国メディアと比較すると日本のそれは概して低調だった。

日本においては既に「戦後は遠い過去」のこと、といった感がする。
だが中国ではそうはいかない。
現代中国のそもそもの出発点、背景は日本軍国主義の中国侵略からついに「勝利した」ところから始まる。
これを中国では「光復」と言う。

今年の春からずっとメディアを通して抗日戦争勝利60周年を祝う特集・記事・番組が多く、「戦後生まれ」の私ではあるが、中国を専門にしてきた日本人としては、両国の60年の歩みとその前の不幸な歴史を振り返る機会が多い。

10月になってからテレビ番組で台湾光復60周年記念番組が連日流れた。
私は上海に居て、その台湾特集に違和感を覚えつつも見続けた。
殆ど外省人かイデオロギーに関係を持つ人々の声で、本省人(台湾)や一般民衆の声を反映しているとは思えない編成だと感じた。

浅学にして8月15日の「光復」が何故10月の今なのかという疑問もあったが、今回台北に来てある雑誌を見て納得した。
ここにその記事を紹介し、台湾の「光復」、台湾の現状を考えてみたい。
今後5年間、2010年を迎えるまでに台湾政界は恐らく大きく変貌するであろう。
民進党が下野すれば益々中国協調路線に進み、一般民衆の現状維持姿勢は保てなくなるだろうし、統一に向けての大きなターニングポイントを迎えることとなろう。
それが好む好まざるにかかわらず趨勢となってくるに違いない。

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by officemei | 2005-11-05 16:50 | ■台灣
台湾に行く当日はいつも午前3時頃に目が覚める。
7時に家を出れば十分間に合うのに、まるで小学生の遠足気分だ。
潜在意識の中で何かしら高揚するものがあるらしい。
学生時代、初めての海外経験が台湾だった。
もう30年余り前のことだ。
当時、小田実の影響を受けて、「行けば何とかなる」といった単純思考で訪れた。
中国語専攻の学生だったので、語学研修が大前提ではあったが、台湾に行って何をするかも決めずに、まあなんとかなるさ、といった本当に軽い乗りだった。

当時、中国は文革末期の極左時代で、国交回復後間もない頃とはいえ、一般人が自由に渡航できる状況にはなかった。
台湾は国連を脱退したが、その存在を示すためにも「自由中国」を内外に鼓吹し、張り詰めた空気が漲っていた。

1974年の数ヶ月、私は台北の葉さん宅に居候(ホームステイと言うよりも居候のほうがぴったりする)することとなった。
以来今日に至るまで、葉さん一家とはずっと関係を保っている。
当時、台湾師範大学国語教学中心に通い、古亭国小の聴講を受けたが、何よりも得がたい経験は一般家庭に居候したことだ。
数ヶ月とはいえ、語学力の向上には大いに役立った。
加えて台湾人の情を体感したのが、今以って私の心を熱くするところだろうか。
当時、私は台北で偶然にも葉さんと知り合い、居候した(食費も家賃もなにもかも受け取ってくれず、家族のように遇してくれた)。
そのような嘗てのあれこれが脳裏に渦巻き、私にとって台湾は、情緒的に「第二の故郷」といった位置付けにある。
だから毎度台湾行きの当日早朝は、高揚して熟睡できず今朝のような始末になってしまう。
では、そろそろ出かける準備に取り掛かろう。

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by officemei | 2005-11-04 06:05 | ■台灣