カテゴリ:■こわ~いお話( 38 )

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“M・バタフライ”(M.Butterfly)。
フランス外交官と中国女性の数奇な恋を描いた映画(1993年公開)。

1964年、文革前夜の北京。
大使館に勤務するフランス外交官と中国オペラ(京劇)の俳優が恋に落ちる。
だが、彼女は国家機密を狙ったスパイだった。
しかも驚くなかれ、その彼女とは女装した男性だった・・・
バックに流れるプッチーニの“マダム・バタフライ”が実に印象的(無気味)だった。

この作品は実話に基づいている。
1964年、駐中国フランス大使館の外交官ベルナール・ブルシコは、京劇俳優の時佩孚と恋に落ちる。
そもそも京劇は歌舞伎と同様に、役者はすべて男性だ。
女形が女性を演じることも知らないような外交官がいること自体、大いに問題ではあるが。

その後、時佩孚は「妊娠」する。
文化大革命に突入した当時、外国人と通じる者はスパイ行為とみなされた。
(大使館員として文革末期を北京で過ごした私のような軽輩にも尾行がついていた)
当局はブルシコを脅迫、「彼女」の身の安全と引き換えに外交機密の提供を迫る。
悩んだ末に彼は国家機密より「彼女」を選び情報提供を続ける。

やがて青い目の混血児が生まれた(新疆ウイグル自治区から当局が連れて来たニセモノ)。

離任帰国後も彼は中国に置いてきた家族のことが忘れられない。
そして1982年、彼は家族をフランスに呼び寄せることに成功する。
まもなくして、彼らはフランス政府に逮捕された。
国家機密漏洩罪・スパイ罪。

法廷で新事実が判明した。
彼の愛した時佩孚が実は男性であったことが・・・

ここまでの経緯から誰しも疑問に思うことは、どうして彼女が男性と気づかなかったのか、どういう性行為がおこなわれたのか、こいつはバカじゃないか等々。

確かにバカっぽいが、それだけ信じさせる迫真の演技が「彼女」にあったのだろう。

新種の“ハニー・トラップ”だ。

ハニー・トラップ・美人局(つつもたせ)といえば、
2004年5月、駐上海日本領事館員が自殺した。
女性問題で中国当局から脅迫を受けた。
日本の外交機密の提供を迫られるも「国を裏切ることはできない」と遺書を残し自殺する。

美女をターゲットに接近させ肉体関係をもたせる。
既成事実を作っておいて女性問題や買春疑惑などの因縁を付ける。
そして情報提供を迫る。

オーストラリアに亡命した中国の警察官が台湾で講演会を開いた。
その場で、中国当局が“ハニー・トラップ”で台湾ビジネスマンをターゲットにし、情報収集に協力させるマニュアルを公表した。

まずターゲットに接近、風俗の女性を紹介。
その後、突然警察の臨検があって買春の現場を押さえる。
厳しい訊問・脅迫、甘い罠、釈放するから情報収集をしろ・・・

香港の民主派(反共産党派)議員やシンガポールの新聞記者も、買春罪で当局に逮捕勾留されたことがある。
アメリカではCIAの情報部員やFBIの関係者も“ハニー・トラップ”の罠にかかり、米国の機密情報を中国に流し続けて逮捕されている。

中国国内でも著名な民主派作家が買春罪で逮捕勾留された。
女性問題を理由に民主活動家を迫害する一例。

罠を張る。
陥しいれる。
買春・脱税などの罪名で逮捕迫害する。

2003年に起きたある日本企業の集団買春事件。
数百人規模の社員旅行で訪れた広東省珠海市。
ホテル側の企画・斡旋で500人あまりの売春婦が動員された。
事件発覚後、中国外交部は日本政府に対し、「国民教育を強化しろ」とコメント。
買うほうにも弱みはあるが、売り手がなければこんな事件は起こるはずもない。

2007年、新華社の記事によると、北京市三里屯地区のバー街でオーナー・用心棒・売春婦が共産党支部を成立したとのこと。
共産党は性産業従事者にも盃を交わしている・・・
恐るべしコングロマリット。
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1月12日、中国のサイトにCCTV(国営中央TV)を非難する声明が現れた。
数十名の知識人が、「操作された番組の視聴をボイコットする」と、ネット上で宣言。
CCTV(国営中央TV)は、社会矛盾・不条理・暴動事件・汚職の隠蔽、教育番組の歴史歪曲など、事実の報道がなされていないという主旨。
その後、当局によって削除された。

既に中国のネット利用者は2億人を超えており、ネットが新たなメディアとして発展しつつあるが、「グーグル」や「MSN」などが低俗サイトに認定されている。

e0094583_17391756.gif特に今年に入ってから「新華網」(中国国営サイト)や多くの中国サイトを閲覧すると、PCの「ウイルスバスター」がスパイウエア侵入の緊急警告を発している。
中国のサイトを見ようとすれば、こちらの情報が当局に監視される?
皆さん、注意しましょう!

スパイウエアが埋め込まれていたサイトの一例;
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ALA中国(日系サイト)にも!
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私の警察・検察・裁判通訳の記憶を辿ってみても、日本では被疑者拘置中の取調べにおいて、手錠の他に縄を手にかけることはあるが、首にかけたところは見たことがない。
中国の公開裁判・TV放映。
被告人の首には縄がかけられていた・・・
中国の人は何とも思わないのだろうが、私はぞっとした。
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中国では、殺人罪以外の罪状でも死刑判決がある。
例えば、
・2008.8.14 上海市第一中級人民法院。
収賄罪で、元上海市建物・土地資源管理局副局長に死刑判決。
収賄額は3,671万元(約5億9000万円)。

・2008.10.19 河北省衡水市中級人民法院。
収賄罪で、北京市元副市長に執行猶予2年付き死刑判決(2年後に無期懲役に減刑される可能性のある死刑)。オリンピック施設周辺の土地開発問題に絡み、不動産業者から多額の賄賂を受け取っていた。

極刑をもってしても腐敗を抑えることはできそうにない。

2007年度には、汚職などで立件された公務員は4万人以上(内、閣僚級6人、局長級167人)。特に目立つことは、土地開発に絡む収賄事件が多いことと、汚職官僚の殆どが複数の愛人を持っていたこと。

甘い汁を吸えるからということもあるだろう、“親方日の丸”ならぬ“親方五星紅旗”人気は、このご時勢益々高まってきた。
2009年度・国家公務員採用試験は過去最高の約775,000人(前年比約130,000人増)が応募、平均競争率は57倍。

中国は昔も今も役人天国、でもやり過ぎるとホントに天国行きとなってしまう・・・
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e0094583_3434842.gif中国では、以前から農村で頻繁に暴動が発生していたが、今年になって特に感じるのは都市部での事件だ。

例えば、
(7月)
・上海~警察の不当捜査への報復で6名の警官が殺される。

(8月)
・広東省増城市~交通事故犠牲者の遺族が、事故処理に関する警察の対応に不満を抱き、徒党を組んで道路を封鎖後、警官を襲撃。

(9月)
・浙江省麗水市~不動産投資被害の市民約1万人が市当局と衝突、暴動発生。
・湖南省湘西土家族苗族自治州吉首市~違法な資金集め事件(不動産会社との出資金返還をめぐるトラブル)の被害者約1万人が州政府庁舎を取り囲む。

(10月)
・広東省東莞市~失業者1000人以上の暴動発生。
・甘粛省高台県~拘束中の容疑者が死亡したことをめぐり、警察側の暴行で容疑者が死亡したと抗議、遺族関係者約1000人が警官隊と衝突、20人が負傷。

(11月)
・重慶市~タクシー運転手の一斉ストライキから暴動が発生、取締り警察を襲撃。
・広東省深圳~違法営業車両の取締まり中に死亡した違反者遺族が警察を襲撃。2000人以上のやじ馬が警察署へ投石、パトカーを焼き打ち。
・甘粛省隴南市~市庁舎移転で自宅が取り壊される地元住民らが同市共産党委員会に押しかけ、やじ馬を含む2000人が抗議、職員や警官を襲撃。

これらはほんの一例。

ここ数ヶ月の新聞記事を見て感じること。
役人の腐敗・横暴な警察に対し、日頃の不満が爆発する事件が増えている。
行政への不満から暴動が頻発する中国。
共産党は独裁体制の維持に躍起になっている。

都市部には約2億人の出稼ぎ労働者が集中している。
暴動参加者の多くは失業者。
政府に対する不満が鬱積し、きっかけさえあれば暴動発生につながる状態だ。
危い哉、危い哉・・・
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e0094583_5451239.gif三聚氰胺奶粉風波後,中國又發生了“橡膠銀魚”事件。
メラミン入り粉ミルクで騒動を巻き起こした中国で、今度はシラウオからホルムアルデヒドが検出された。

據中國半官方媒體中國新聞社14日報道,在江蘇省無錫市場銷售的太湖產銀魚中檢測出大量甲醛。
中国の華僑向け通信社、中国新聞社は14日、江蘇省無錫市の市場で売られていた太湖産のシラウオから多量のホルムアルデヒドが検出されたと報じた。

肉質鮮美的太湖銀魚自明代開始就被列入中國四大名魚。但這聞名的銀魚如今因魚肉像橡膠一樣堅韌而淪為“橡膠銀魚”。
太湖産シラウオは肉質が柔らかく香りが良いとして、明の時代から中国の四大名魚にも数えられてきたが、問題のシラウオはゴムをかんでいるような食感だったという。

這是銷售商為防止銀魚腐爛並看起來充滿光澤,而將銀魚長期泡在甲醛溶液當中造成的。
これは業者がシラウオの腐敗を防ぎ、つやを出すためにシラウオをホルムアルデヒド溶液(ホルマリン)に長時間浸けたことから、肉が硬くなったためだ。

據中國新聞社報道,橡膠銀魚外部呈明顯的白色,但肉就像橡膠一樣,甚至無法用手掰斷。
中国新聞社によると、問題のシラウオの皮は鮮やかな白色で、肉はとても硬く、手でもちぎれないほどだという。
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e0094583_11172913.gif在日本銷售的中國產冷凍豆角被檢出高達標準值3.45萬倍的農藥。
日本で販売されている中国産冷凍インゲンから、基準の3万4500倍にも達する農薬が検出された。

日本厚生勞動省和警視廳14日表示,本月12日,居住在東京都八王子市的一名主婦在當地一大型超市購買了一袋冷凍豆角,她在炒菜時,拿出一根嘗了嘗味道,結果立刻感到舌頭發麻,胃部不適,並因此而住院。
日本の厚生労働省と警視庁が14日に発表したところによると、今月12日に東京都八王子市に住むある主婦が大手スーパーで買った冷凍インゲンを調理し、味を見るために一つ食べた後、舌がしびれ嘔吐するなどの症状を示し、入院治療を受けたという。

厚生省經過調查後發現,這袋250克的豆角中被檢出濃度為6900PPM、高達食品衛生法規定的殘留農藥標準值(0.2ppm) 3.45萬倍的有機磷農藥“敵敵畏”。
厚生労働省の調査の結果、250グラム入りのこのインゲンの包みから食品衛生法上の残留農薬基準値(0.2ppm)の3万4500倍に当たる6900ppmもの有機リン系農薬「ジクロルボス」が検出された。


中国製冷凍インゲン豆に基準3万4500倍の殺虫剤検出!
 
同日午前の国会・参院予算委で舛添厚労相が以下のように報告;

ご家庭の冷凍庫にこの商品がある場合は口にしないでいただきたい。
関係自治体を通じて輸入者と販売者に対して、原因が判明するまで、当該製品の販売を見合わせるよう指示している。これはイトーヨーカドーおよび系列のスーパーでしか取り扱っていないということで、すでにすべての販売を中止していただいている。

それから各地方自治体に対しては、同様の事案が発生した場合にただちに報告するよう指示を出したところ。検疫所においては、この製品の製造者からの食品の輸入手続きを保留せよという指示を出したところ。わが国の食品はカロリーベースで6割は輸入食品に頼っている。そういう意味では非常に貴重な私たちのカロリー源である。

しかし、こういう問題が起こってはならないので、今検疫所における人員の増加をはかるとともに、先般から厚労省の職員を1人、北京の大使館に常駐させてこの件についての対応に当たらせている。繰り返しますが、国民の皆様はこの冷凍インゲンと同じ物が冷凍庫に残っている場合には口にしないでいただきたい。


東京都八王子市のスーパーで販売された中国製冷凍インゲンから検出された有機リン系殺虫剤ジクロルボスは「原液が混入された可能性もある」(厚生労働省)ほどの高濃度だった。

厚労省の担当者は「『残留農薬』のレベルをはるかに超えている。あり得ない数値だ」と衝撃を受けている。

ジクロルボスは中国や日本で農薬などとして使用されているが、吸い込んだり皮膚に付着したりすると頭痛や呼吸困難を引き起こすなど急性の毒性が強いため、劇物指定されている。
通常は水などで1000倍程度に薄めて散布する。

今回の検出量は輸入を許可する上限基準値の3万4500倍だった。
同程度に汚染されたインゲンを体重50キロの人が217グラム口にすると、半数が死亡するというラットの実験結果があるとされる。(産経新聞)

「一体何を食べればいいのか」
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中国で死者を出した食品汚染が、ついに日本に飛び火した。

丸大食品は、同社の菓子や総菜にメラミンが検出された中国メーカー製の牛乳を使用していたとして自主回収を始めた。
回収対象は、冷凍・チルド食品の点心類など5商品で、「抹茶あずきミルクまん」「クリームパンダ」「グラタンクレープコーン」「角煮パオ」「もっちり肉まん」。
「抹茶」など3商品は、丸大食品の中国子会社「青島丸魯大食品有限公司」(山東省)が製造したものを輸入。「角煮」と「もっちり」は、中国メーカーが製造した商品を、自社ブランドで販売していた。
中国での問題の広がりを受け、同社が調査したところ、中国の乳製品大手「伊利集団」製造の牛乳使用が発覚。

メラミンは尿素とアンモニアから合成されメラミン樹脂の原料となる。樹脂は表面が硬く、接着剤や塗料、食器などに使用。口から大量に摂取すると、腎臓や膀胱に影響が出て結石ができることがある。

米国で昨年、中国産原料を使ったペットフードを食べて死ぬ犬や猫が相次ぎ、米政府はメラミンが検出されたとして輸入を禁止していた。
シンガポールでは、中国の乳製品大手・伊利のアイスキャンデーなどからメラミンが検出されたことを受け、中国産の牛乳と乳製品について輸入と販売を全面禁止し、 消費者に中国産牛乳と乳製品を口にしないよう勧告している。
香港でも「伊利」製品からメラミンが検出。韓国では中国産と韓国産を混ぜてつくった養殖魚のエサからメラミンが出た。
広東省では、外国製粉ミルクを香港にまで買い出しに向かう現象が起きているらしい。

中国各地の病院では親に抱かれて検査に訪れる乳幼児が絶えない・・・


9月21日;
「私の母乳を1日300元(約4700円)で売ります」。
ネット上の広告が話題になっている。
四川省成都市在住の母親、3ヶ月の嬰児に授乳しているが、母乳が出すぎて飲み切れないことから商売を思いついた。
「商売にする感覚が狂っている」、「現代はどんなビジネスもあり得る」、「値段が高すぎる」とネット上の書き込みもヒートアップ。

產媽媽要賣“奶”
現代快報報道,昨日上午9時23分,一位網友在社區論壇四川版發帖:“本人家住成都南延綫××××,自家娃娃3個月。
因奶水豐富,每天都浪費很多。願意再哺養一名嬰兒,日收費300元,可協商。有需要的請聯系。聯系人:黃女士。電話:028-8899××××。”

帖子一出,網友衆說紛紜。“瘋了嗦”,“現在社會,遍地是機會,到處是商機,就看你咋個抓了”。


9月12日;
つい最近、甘粛省蘭州市で粉ミルクを飲んだ乳児が相次ぎ腎臓結石になった。

この事件に関し中国衛生省は全国調査を始め、関係者を厳重処罰することを明らかにした。
製造元は河北省石家荘市の「三鹿集団」。
毒餃子事件の製造元も河北省・・・

この事件では乳児が1人死亡、50人以上の乳幼児が発病しており、更には少なくとも全国10省で同様のケースが報告されている。

乳幼児が腎臓結石になることは珍しく、飲んでいた粉ミルクが粗悪品だった可能性が大。
5年程前には安徽省においても、粉ミルクが原因で乳児10人以上が死亡している。

日本留学後、帰国して事業をおこなっている友人が以前こんなことを言っていた。
「先生、日本の粉ミルクを中国で売れば儲かりますよ。高くても安全な品を買いたいという親がいっぱいいるんです」。
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中國數省出現腎結石娃娃後,中國衛生部9月11日晚指出,近期甘肅等地報告多例嬰幼兒泌尿系統結石病例,調查發現患兒多有食用三鹿牌嬰幼兒配方奶粉的歷史,經相關部門調查,高度懷疑石家莊三鹿集團股份有限公司生產的三鹿牌嬰幼兒配方奶粉受到三聚氰胺污染。

肇事“三鹿牌”奶粉,其生產商是位於河北的三鹿集團,屬中國最大嬰兒奶粉企業,在大陸奶粉市場佔有率高達18%。

腎結石嬰兒事件擴大,禍延至少十省。
到目前為止,已發現的數十名患兒共涉及湖北、湖南、山東、安徽、江西、江蘇、陜西、甘肅、寧夏、河南等十個省份。

衛生部也證實,經相關部門調查,高度懷疑三鹿集團生產的奶粉受到“三聚氰胺”污染,已向世界衛生組織及相關國家通報事件,衛生部提醒公眾立即停用該款奶粉,已食用的嬰兒如出現異狀,須及時就診。
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e0094583_22544618.gif・欠航便の乗客らが怒って大暴れ
28日、昆明空港で中国南方航空の3便が天候不良のため欠航。
乗客は機内もしくは空港内で夜を明かさなくてはならない事態になった。
缶詰め状態にされた乗客らは29日未明、警察と衝突。
中国南方航空スタッフの「不適切な対応」を非難し、コンピューターを壊すなどの騒ぎとなった。
午前2時ごろには、幼児や60歳以上を含む多くの乗客が、航空会社から宿泊可能と説明されたホテルにタクシーで向かったが、結局はホテル側から門前払いされていたという。

・ホテルでのネット使用
中国では外国人向けのホテルに対し、滞在客の通信・インターネット利用を監視する特殊装置の設置が公安当局に義務付けられている。
ホテル内のサーバーに、インターネット利用の監視装置を取り付け、関連ソフトをインストールすることを義務付けており、違反した場合は、ホテル側に1万5000元(約23万円)の罰金が科されるほか、悪質と判断された場合には、営業許可の差し止めや抹消があり得るとのこと。

・学校倒壊写真公開の教師に労働教育1年
四川省徳陽市の学校教師が、地震発生後に多くの学校が倒壊した都江堰市や北川県などの現場で写真を撮影しネットに公開した。
その後、メディアの取材で手抜き工事問題に言及したところ、デマを流して社会の治安を破壊したとして拘束。
当局は政権転覆扇動容疑で逮捕、即刻1年間の労働教育処分となる。

・巡査員の暴行致死事件
重慶市で30日、「城管」と呼ばれる治安組織の巡査員4人が露店の立ち退き命令に応じない男性に集団暴行を加えて死亡させていたことが分かった。
暴行は制止を求める群衆の前で行われ、住民が警察に通報するのを見て立ち去ろうとしたが、内3人は群衆に取り押さえられ警察に身柄を拘束された。
「城管」は、市中で騒ぎを起こした群衆を追い払ったり、路上で無許可営業をしている業者を取り締まったりする中国独特の治安制度。
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年度が異なるが、2003年度調査によると、上海の9つの中心市区の人口密度は28,819人/km2を数える。

特に市中心部の黄浦区などは50,943人/km2に及ぶなど上海は超密集社会を形成している。

この数字は住民登録データによるもので、未登録者の流入者を入れると、ぞっとする。

人・人・人だらけ。

因みに東京の人口密度5,694人/km2(2004年度統計)


1949年、中華人民共和国建国当初の人口は5億4000万。
内戦の終焉、平和の到来により、人口爆発が起こることが予想された。
1957年、北京大学学長で経済学者の馬寅初は全人代に「新人口論」を提出。経済発展のためには人口を抑制しなくてはならないという人口抑制論。

これに対して毛沢東は馬寅初を批判。
アメリカとの全面核戦争を想定し、人海戦術で戦争に勝ち残るためには、人口は多ければ多いほど国の武器になる、因って人口を増やすべし、という考え。

馬寅初の「新人口論」は厳しく批判され、馬は社会的に葬られる。
その後、1960年代にはベビーブームが到来。
1975年(文革末期)には人口9億2000万に増加。

毛沢東逝去、文革の終息を経て、漸く人口抑制が不可欠と認識され、1979年に「一人っ子政策」が始まる。馬寅初は名誉回復を果たすが、既に98歳の高齢となっていた。

一人を誤って批判したがために、三億人もの人口を増やしてしまった(錯批一人,誤増三億)ということだ。

さて、2007年現在の人口はとっくに13億を超えた。
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「一人っ子政策」には人権問題等賛否両論があるが、中国の人口抑制に対する効果は確かにある。

但し、その結果年齢構造の極端な不均衡から、21世紀中に高齢化社会を迎える。

更には、中国の封建的思考による男子尊重により、妊娠後胎児が女子と判れば中絶したり、出産後に間引くことも多々ある。
その結果、男女比率が極端に不均衡。
このことが将来どのような影響を及ぼすか不気味だ。

次に、食糧問題。
豊かになったことで食糧需要が多岐に及ぶ。
ところが、国土の広大さに比べ人間居住可能範囲は限られている。
従って穀物生産可能面積も意外と狭い。

となれば、国内供給では追いつかないので、食糧輸入に頼らざるをえない。
しかし、10数億人の腹を満たせるだけの供給源は海外のどこにもない。

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加えて、森林や耕地、草地の減少と劣化、砂漠化などの深刻な環境破壊や発展至上主義のもたらした深刻な環境汚染を抱えている。





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国土は疲弊し、環境は破壊されて、しかも人口は多く、食糧需要は増加するも供給不足。

実に深刻・・・
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