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若い頃、年月は流れにくかったが、歳をかさねるにしたがって、その流れははやくなる。
(宮城谷昌光「孟嘗君」の一節)

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国交回復前の時代に中国語を専攻した私は、1975年に在北京日本大使館へ赴任。
文革末期の世相、周恩来・毛沢東の逝去、唐山大地震、第一次天安門事件、四人組失脚等、まさに激動の中国現代史を北京で体験した。

帰国後数年を経てからは中国各地を縦横に奔りまわる日々が続く。そして月日が流れていった。

ここ数年、やはり若い頃と同じように中国各地を奔りまわってはいるが、日々の過ぎようが異常に速く感じることしきりだ。あ~、又一年が過ぎた・・・

この間、中国の変貌には目を見張るものがあった。文革を体験した者には信じられない変貌だ。こんな時代がこようなどと夢にも思わなかった。

時はあっという間に過ぎて逝く・・・
古いものは消え、新しいものがどんどんと現われる。

歴史はその繰り返しだ。
そのなかで価値あるものは記憶されて生き続ける。

しかし忘れ去られたものに価値が無い、とは言いきれない。
誰かがどこかで、記憶に留めておかなければならないことだってきっとある。

中国はどこまで変貌するのだろうか。
ライフワークとして今後も見つめていきたい。



司馬遼太郎の「街道をゆく」を読めば、実に様々な書物に目を通し、はるかに時空を俯瞰したのち、現地を旅していることがわかる。

何も知らなければ何も広がりはしない。
その土地にまつわる出来事や、歴史に現れた人物や事象を事前に知識として有していれば、旅に厚みが加わるものだ。

感性を潤すには、知識と体験に基づいた背景が要る。

1976年中国;動画はこちらへ
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北京8号温泉商務会館;
蔡・宋両氏と夕食をともにして、私のリクエストで温泉に行った。
朝陽区朝陽公園8号にある「北京8号温泉商務会館」。
これまで上海を筆頭に各地の温泉・サウナを訪れたがここの規模は最大だった。
とにかくゴージャスの一言。
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広い浴場・サウナの他に、露天と称する(屋外ではないが)エリアでは、人口雪が降る。

それとトルコ原産の「ドクターフィッシュ」のジャグジー。
この魚は、人の古くなった角質を食べ、皮膚疾患の治療に使われる。
これはオプションで18元した。
足に纏わりついてくる感触は病み付きになりそうなくすぐったさ。
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中国の温泉では湯が匂う、つまりはかけ流しでないところも多い。
そんな風呂だとシャワーだけで済ますことも多々あるが、ここの浴場内は清潔で、湯の濾過循環も合格だ。

時間の都合で垢すりも休憩も足つぼもできなかったが、温泉に関しては二重丸。

地下2500mから汲み上げた炭酸マグネシウムの泉質だそうで、源泉温度は52度。

入浴料128元。
24時間営業、バイキング形式の食事は無料。北京の温泉(サウナ)では私のこれまでの体験からいってもイチ押しです。
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by officemei | 2008-02-27 06:02 | ■北京
中国国内便出発の場合、搭乗券の他に航空チケットと身分証(外国人は旅券)を係官に提示し、スタンプを搭乗券に押されてやっと手荷物検査に進むことができる。

正直なところ、まったく意味のないチケットチェックだと思う。
スタンプはベタベタのインクで、指から服から赤い汚れがついてしまう。
ワイシャツやらスーツに付くと拭き取れないし、見ようによっては口紅がついたようで変な誤解を招く。

いつもこのチェックを受けるときに不愉快な思いをする。
まるで昔の関所のようで、官が民を監視。
今回の北方出張では5回の利用で2回文句を言う羽目になった。


e0094583_18223216.gif第一幕;北京空港
並んで順番を待っていた。
次は私の番で列の一番前にいると、一人の成金風おっさんが厚かましくもカウンターに横合いから進みチェックを受けた。
係官は何も注意しない。

「おい、みんな列を作って待ってるんだ、後ろに並べ」
おっさん;無視・・・
「こら、聞こえないのか、面汚しの中国人が!」
おっさん;無視・・・

係官に向かい、
私;「大体、お前が注意しないといけないじゃないか」
係官;無言・・・
私;「ボケッとスタンプ押してるだけじゃだめじゃないか」
係官;無言・・・
私;「返事もできないのか、お前最低!」
係官;睨みつけてきた・・・
血圧上がるからぐっと抑える。

e0094583_1823894.gif第二幕;大連空港
並んで順番を待っていた。

私の番。
係官;あごで促す。
私;行かない。
係官;再度あごで促す。
私;行かない。
係官;「来なさい!」
私;「なあんだ、口がきけるんだ。ちゃんと話さないとわからないじゃないか」
係官;無言・・・
私;「微笑みながら言ったほうがいいよ」
係官;無言・・・
私;「ブスッとしてると不快感を人に与えるよ。ほら、にこっとしなさい」
係官;怒気を含んだ眼差しで睨み付ける・・・
私;「お前、もっと訓練受けてから現場に出なさい!」
血圧沸騰しそうでこのへんでお開き。
こういう輩と接すると、どうも戦闘モードにはいってしまう。
短気な性分は損だ。いつか泡を吹いて脳溢血で倒れそうだ。
そんな折にでもこいつらは何も適切なフォローはできないだろうなあ・・・

私の体験から言うと、先ず50%の係官はこんな感じだ。
官憲がCS(顧客満足度)を考える日はいつやってくるのだろうか?
(来ないわな)

オリンピックはもうすぐだ。
今以上に外国人がいっぱいやってくる。
国の品格を問われる最前線は空港・・・
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冬の大連。
夜の寒さはとりわけ肌に刺さるような感触だ。
毎年何度も大連を訪れているが、冬の大連は今回初めて。
私は大の寒がりで、冬は苦手。
室内にいる分には快適だが、一歩外に出ると縮んでしまう。
中山広場のライトアップを見ようと出かけたが、耳が千切れそうな寒風で、尻尾を巻いてすぐ帰ってきた。
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by officemei | 2008-02-23 23:58 | ■遼寧
上海延安路高架道路から外灘に降りていくところを“第一弯”と呼ぶ。
この道路から望む外灘と浦東の風景は実に素晴らしい。
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残念なことに、今日2月23日から撤去のため通行禁止となる。
私は今北方に来ているので、最後のドライブもかなわなかった。
あの大パノラマで現われる風景がもう見られなくなったことは残念だ。

幸いにも以前撮っておいたVIDEOがあるので、しっかり目に焼き付けておきたい。



素有“第一弯”之称的上海延安路高架外滩下匝道于23日零时起禁止车辆通行并准备拆除,外滩地区交通综合改造工程也将全面展开。
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上海延安路高架外滩下匝道,为从延安路高架驾车到外滩必经道,而这个弧形的下匝道,因为可以纵览外滩风景,由此在民间得名“第一弯”。

为了能最后欣赏一下第一弯带来的浦江美景,这两天赶来此地拍照留念的市民是络绎不绝。
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by officemei | 2008-02-23 23:20 | ■上海
2月22日、今私は内蒙古フフホトにいる。
酔った。
強いモンゴルウオッカをあおり、胃が悲鳴を上げている。
いつもながらモンゴルの宴はとめどなく続く。
飲み且つ歌う。

2月にこの地を訪れるのは初めてだ。
事前の天気予報ではマイナス20度。
しかし今日は異常な気温で、零下にも達していない暖かさ(?)。

ここ数年、毎年何度もこの地を訪れた。
しかし、今夜のフフホトがおそらく最後の訪問になるだろう。
今後仕事上の関係では、これまでのように頻繁に訪れることは先ず無くなった。
そのことを秘して宴席に出る寂しさ、ひょっとすると今後再訪の機会は無いかもしれないと思うと、モンゴルの友人のもてなしに心乱れる・・・
さらばモンゴル!

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by officemei | 2008-02-23 00:02 | ■内蒙古
やっと、新しいゴミ袋が登場する。
これまで市内全域には統一基準はなく、各所でバラバラだった。
“黄・橙・藍・緑”色の4種類に分類、それぞれ廃棄物内容を図示し、今年中に普及させる計画らしい。

問題は、市民の意識にある。面倒くさい分別作業に耐え得るか否か。
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by officemei | 2008-02-22 08:00 | ■上海
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有燈無月不娛人,有月無燈不算春

春到人間人似玉,燈燒月下月如銀

和中秋賞月一樣,中國歷來也有元宵賞月的傳統。
元宵節那天,吃完湯圓後,邀上親友一起觀燈賞月,才不枉了“此情此景”・・・
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2007年元宵節・湯圓;
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モンゴル語に“アルタン”という単語がある。
意味は“黄金”だそうだ。
従ってアルタイ山脈は黄金の埋まる山脈ということらしい。
同じウラル・アルタイ語系に属する満州語の“アイシン”という言葉も“黄金”を意味し、清朝皇帝の姓“愛新覚羅”の“愛新”はその黄金を冠している。清朝にあっては皇族の臣籍降下により、愛新覚羅氏から金姓に変ったらしい。

さて、モンゴル語・満州語・韓国語(朝鮮語)・日本語などは、これまでアルタイ諸語族に分類されていたが、最近では否定論も聞かれるらしい。
共通点は「膠着語」というところにある。

日本語では、“テニヲハ”といった助詞を膠(ニカワ)のように単語に貼り付けていく。
このような形態を「膠着語」といい、仲間はウラル・アルタイ語族と呼ばれる。
フィンランド語・ハンガリー語・トルコ語・モンゴル語・満州語・韓国(朝鮮)語・日本語などごく少数。

私は仕事の関係上、蒙族や満州族、韓国人の留学生と接することが多いが、人によって差はあるものの、明らかに中国人よりも日本語習得時間は速いと感じる。
これは同じ「膠着語」だから理解度や応用に向いているからだと思われる。

アルタイ山脈はシベリアの西からモンゴルに至る。
はるか昔、この地からアルタイ語族は旅をした・・・

我々日本人のルーツは特定できないが、言語のもとはこの「膠着語」にあるのだから、北方の族人が主流だったことは間違いないだろう。
その後、華南(中国南方)や南洋(ポリネシア)の族人が渡来し混血を重ね今日に至ったと考えるのが妥当と思う。

さて、同じ語族の言語を習得するのと、異なる語族の言語を習得するのでは、使用する脳細胞の部位が違うように思える。

我々日本人は語族的にマイナリティであることが返す返すも残念だ。
日本語のもつ繊細さ、多様さが日本文化の華だとしても・・・


確かに、日本語の語順はまったくもって複雑だ。

最後まで聞かないと、肯定か否定かわからない。
「・・・と言えないこともなくはないのではないでしょうか」
などと止めることさえできる。
特に、政治家や役人の答弁は過程ばかりやたら長く、最後の結論が肯定か否定か、わざと曖昧にされる傾向がある。

このような日本語を、同時通訳で日本語に訳すのは至難のわざだ。

日本語では否定詞を含めて、一番重要な結論は文末に来る。

藤原定歌の「見渡せば花ももみじもなかりけり浦のとまやの秋の夕暮れ」


日本人は「見渡せば花ももみじも・・・」まで読むと、心の中で色鮮やかな春の桜・秋の紅葉を思い浮かべる。

その直後「なかりけり」と打ち消されても、花や紅葉の残像は心の中に美しく残る。残像であるがゆえに、現実の光景よりむしろ輝いてさえ見える。

日本人の美学では、かなわなかった夢や恋は、実現した夢や恋よりも純粋に美しい。

結果よりも過程。満開の桜よりも、散る桜。これが日本人の美意識である。


中国語の語順は英語と似ている。
否定詞も含めて、結論部分は文の初めに来る。
そのため、過程の部分の印象がどうしても薄れてしまう。

「見渡せば花ももみじもなかりけり」を中国語に訳すと「向周圍一看﹐沒有花﹐也沒有紅葉」となる。つまり「ない、花。 も、ない、紅葉」という語順になる。

「何も無い」という強烈なイメージが最初に焼き付いてしまう。


といった内容が最近読んだ「貝と羊の中国人」(加藤徹著)に載っていた。

つまりは日中両国語の語順からくる感性の違い。
抽象と直截、過程と結論・・・

なるほど。確かに、当っている。
当ってるように思える。
当っているように思えなくもない。
ん?
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by officemei | 2008-02-20 06:01 | ■中国語
私は大の風呂好きで、中国でも台湾でもいろんな場所で風呂屋に行く。
たまに足裏マッサージのついでに”修脚”をやってもらう。

修脚とは足底の角質化した皮膚、あるいは足爪やウオノメを彫刻刀のような鋭利な刀で薄く削ることだが、中国特有のものだ。
そもそも起源はいつか?今ではわからない。
中国医学(漢方医)や漢方薬、鍼灸と同じように中国固有のもの。


从什么时候有的修脚这一行?现在已经无法考证了。但是修脚术是中国独有的,它跟中国的中医、中药、针灸一样是中国的国粹。

中国的修脚术也分南北派系,南北派系修脚各有自己的特点。老北京有修脚这一行,随着社会发展和人们生活的变化,修脚师傅现如今在北京已经很难找到了。但是有脚病的人很多据统计90%的人有脚病,一是生活节奏加快了,饮食结构发生了变化,受各种营养缺乏症的影响,得脚病的人多了;二是有些人穿鞋喜欢时尚,鞋型并不适合自己的脚;三是肥胖者增多了,体重增加,容易造成脚部的血液循环不畅;四是缺乏脚部护理常识,如剪指甲不当,引起感染。
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