■五輪の裏側1
開会式の序章である花火の合成映像。
“完ぺき”を目指す中国。
Showなのだから、別に騙しでもなんでもない。
これでいいのだ!
ま、そんな事実発覚のあと、もう一度あのシーンを見てみよう・・・
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北京五輪開会式で、中国国旗が五輪メーン会場の国家体育場(愛称・鳥の巣)に入る際、9歳の少女が革命歌曲を歌う場面が、実際は別の7歳の少女が歌った“口パク”だったことが分かった。
開会式の際に革命歌曲「歌唱祖国」を歌った画面が放映されたのは林妙可ちゃん。
お下げ髪で笑顔を絶やさずに歌う様子がメディアで反響を呼び「微笑の天使」と大きく取り上げられたが、実際に歌っていたのは小学校1年の楊沛宜ちゃんだった。
中国メディア関係者は14日、北京五輪の開会式で少女が革命歌曲を歌う場面が別の少女の“口パク”だった問題について、共産党の北京市委員会宣伝部から同日、報道しないよう通知があったことを明らかにした。
海外メディアによれば、実際に歌った楊沛宜ちゃんは、ぽちゃっとした顔立ちで歯並びもよくなかったので、「開会式にふさわしいほどの容姿ではない」と判断され、口パクを演じた林妙可ちゃんは逆に歌が下手だったらしい。
このため、共産党の最高レベルの幹部がリハーサルの最終段階で「口パク」を決めたと報じ、「見た目を気にする中国が完璧な五輪を作ろうとした例のひとつ」と指摘、「中国の完璧さの追求は子供をも巻き込んだ」と批判している。
ニューヨーク・タイムズは、楊ちゃんと林ちゃんの顔写真を並べて掲載し、「中国は五輪を、同国の完璧なイメージを世界に示す場にしたかった。完璧さこそ開会式の目的だった」と口パクの背景に言及した。
さらにはサイトに掲載された「必要なのは事実であって偽の愛らしさではない。子供が傷ついていないことを願う」との意見を紹介した。
CNNも2人の顔写真を並べて「ふさわしい容姿でない?」と疑問を呈する形で伝え、「見た目がよくなければどんなに歌がうまくても舞台には立てないのか?」と共産党の決定に怒りを示す中国人ブロガーの意見を紹介。
北京五輪組織委員会は15日の記者会見で、8日の開会式で入場した中国の「56民族の子どもたち」の多くが、実際には少数民族の衣装を着ただけの漢民族の子どもだったことを認めた。
あ~、続々出てきそう。
でも、Showなのだから、別に騙しでもなんでもない。
これでいいのだ!
ま、そんな事実発覚のあと、もう一度あのシーンを見てみよう・・・
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